吸血鬼に妖怪に、あれやこれやと人外大集合!の物語

導入部は情感たっぷりに始まりますが、一気に加速します。まさに序破急のリズムで、キャラクターが乱入、物語も加速、暴走、息つく暇もなくクライマックスへとなだれ込みます。
こういうリズムで話を作れるのがとにかくすごいです。普通は起承転結のリズムだと思うので。
もちろん文章は読みやすく、会話は軽快、戦闘シーンも熱く視覚的に描かれており、物語へと没入させてくれます。でもやはり特筆すべきはキャラクターでしょうか。みんな特徴的で魅力的です。

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