混沌が疾走する物語

まるで怪談話のようなゾクゾクする出だし。しかし予想はすぐに裏切られ、舞台はドタバタ劇の様相に――

???――
読み手は登場人物、設定のどれもが良く分からないままに、物語に巻き込まれて、全体像がつかめた頃には、主人公と一緒に疾走している。
伝記? ファンタジー? それともこれはコメディ?
どれでもないけれど、どれもある。おまけに、巨乳へのロマンまで……

アンデッドを軸にした、何でもアリの魅力の展開。
続編が楽しみです。

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