ぼくは最近、ねこを拾いました。そのせいか、灰色猫の話に関しては、本当に心が痛くなってしかたなかったのです。
旅立つあの子は今頃、どうしているだろうかと、天を見上げて思うのは飼い主なら当然あること。そしてきっと、そんなぼくたちをあの子たちも見ていてくれているのだと思わずにはいられませんでした。
想いを繋げる虹の橋。
ステキな歌を歌う猫を思い出しながら、今度虹が出たときはそっと胸に手を当てて、いなくなった彼らと一緒に同じ歌を口ずさみたいと思います。
動物を飼ったことがある方、必読。そして飼ったことのない方もどうぞ手に取ってください。
彼らの心に触れられる、温かな物語。きっとあなたの胸になにかを灯してくれるはずです。