哲学は学べない。されど笑うことは出来る

話の展開自体はお馴染み○○ダムのそれをなぞりつつも、そこに哲学的思考を持つロボットやキャラクター達が巧みに交わることにより、形容しがたい本作独特の空気感を生み出しています。“モビル・ティーチャー”って単語を見ただけでも早速ニヤけてしまいました
カントやデカルトを始めとした哲学ネタがふんだんに用いられていますが、知っている人も、そうでない人も楽しめるであろうシュールギャグ作品です
既存の概念を全て捨て去ってからこれを読めば、きっと“笑のイデア”に到達できること間違いなし(?)

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