名前も知らない焦がれる気持ちというのは、言葉にするとこんなふうになるのでしょうか。読了後に雨上がりの爽やかな風が吹く、恋の始まりの一編だったと思います。
基本怠け者のライトノベル書き。 男装少女×溺愛水神の和風ファンタジー「溺れる神の愛し方 生贄の巫女は白き水に溺れる」(一迅社アイリス文庫)が発売中です。 …
大学一年、高校生までの多感さはないけども、社会人のようにすれてもいない。そんな時期の恋心が率直に描かれています。 人は大人になるにつれ、物や事象、気持ちにも名前をつけてわかったつもりになっていき…続きを読む
幼い頃、黙って目の前の物を見つめていました。情報を調べると言う事を知らなかったからです。高校に上がる頃、黙って見つめることが出来なくなりました。情報を求めたくて仕方がなかったからです。そ…続きを読む
名前を知ることをテーマにした恋愛小説でした。一万字程度ですっきりと読めて、非常に良い作品だと思います。 名前を知らないからこそ美しいという側面。名前を知ってしまうことで生まれる変化。観測によっ…続きを読む
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