本能に基づく行動

『食べる』ことは生きるために必要な行動の一つ。
安価に安全な食品が入手可能な現代では、手間を掛ける労力に見合わないとそれを『食料』と見なさないのに、この作者様は身近にある、またはたまたま入手した動植物を食べてみようと試みます。
面倒なアク抜きをして美味な山菜に舌鼓を打ち、少々グロい手順を踏んで動物を捌いてみたり。

しかし、ここで思い出して欲しいことがある。
真面目に何かをしている様子は好感が持てると同時に、笑いを誘うものであるということを。
頭からビニール袋を被った姿だったり、服を着たまま川に入ってずぶ濡れになったり。
本人(達)が必死になればなるほど、笑ってはいけないと思えば思うほど止まらなくなっていきます。

獲(採)ったら食べる。
ただそれだけなのに、何故か面白くて仕方ない。

その他のおすすめレビュー

紅月 実さんの他のおすすめレビュー19