死に至った人間の灰を、花に転化させる。そこには、遺された人たちの思いがこめられる。話の最後に咲かせたカーネーション、見事でした。
pixivカゲロウプロジェクトにて受賞。カゲロウデイズ ノベルアンソロジーIIの執筆陣に名を連ねる(‐anotherdaze‐もう一つのカゲロウ)。 電子書籍…
人間国宝・花咲師――灰を花に変える力を持つ男の子が主人公です。お人よしの主人公は読んですぐに好感を持ちました。どのシーンも描写が丁寧でとても読みやすく、すらすらと読み進めていくことができました。…続きを読む
この作者の作品は 読んでいると 何故か 映像が浮かんでくる昔話は それ自身 心の真髄に潜む力を持っている若者の視点で 現代によみがえらせる昔話=現代のお話は 息を吹き返す今後も 大…続きを読む
死後、人は何処へ行き、何と成るのか。そんなことはわかりきっている。火葬場へ行き、灰になる。どんな偉人も凡人も、この世に未練があろうが無かろうが、等しく物言わぬ灰になる。だけども、もし――死後…続きを読む
宣伝文句の「等身大」。この言葉に嘘はない。どんなに不思議な力があっても、どんな家庭環境でも、結局みんな一人の高校生であることに変わりはない。どこまでも自分の信じるように、真っ直ぐ自分を生きていくし…続きを読む
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