赤身と白身のばらんすがだいじ

バランス、そう何事もバランスですよね…。自虐と奢り、他罰と自罰、お肉とお魚、野菜と主食、あめとむち。

九月で唐突に連載が途絶えていたりして、心配のあまりツイッターをフォローしてしまうなど、色々あれでした。つぶやかれている体重を見て安堵するなど、一度読んだらこのエッセイに気持ちが持って行かれてしまうことはうけあいます。わたしがその被害者だ。

糖質制限ダイエットは最近日本でも流行の兆しをみせつつある、一万年前の食生活に帰って初心を思い出したら生活習慣病とか撲滅できるんじゃない?狩猟採集最高、米とか麦の類は悪だ!などという過激なダイエット思想的な超安直な感じがするので私はあんまり信じてないんですが、かといって平素からアルコールや高脂肪の菓子を無制限に摂取するのもどうかとは思います。
一番簡単なのはあれじゃないでしょうか。痩せ型の人の腸内細菌を移植してもらう。

でも太ってると特定の層の女性や男性の熱い支持を集めたり、男性間の嫉妬の波をかいくぐって素知らぬ顔ができたり、悪いことばかりでもない気がします。おもしろいし。安心感がありますよねぽっちゃりした異性には。あと寒い地域だとほんと脂肪は大事。財産。
だから作者さんがダイエットに成功しようと失敗しようとすごく面白いので、これからもエッセイを続けてくれたら良いなと思います。やけ食いの記録とかになっても怒らないから。むしろ面白いから。書いてね。

じすいえらい、がんばってください。

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