名探偵。それはファンタジーの勇者と並ぶ比類なき最高の称号

 父の背中を追うように、名探偵になることを夢見る少年二階堂修也。彼は探偵を育成する学園へと籍を置き、勉学に勤しむが……。

 第一話でしゃべる使い魔が登場して、これは一味違うミステリーなのだな、と気持ちを切り替えて再度襟を正す。
 その使い魔が探偵の助手的存在という位置づけがいいですね。更に使い魔達の会話が物語に花を添えて賑やかさを演出しています(⌒∇⌒)
 そして肝心の肝となるミステリー部分ですが、『レゾヌマン』と呼ばれる推理対決がとっても斬新でスリリングっ。バトル小説でもないの手に汗握っちゃいました(>_<)

 この小説はそこで終了。しかし物語は終わらない。
 二階堂修也が行方不明の父親に会うまでは――。
 
 この作品に触れることにより、ミステリーというものを知ることができます。皆さまも是非っ!

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