妖し怪し、哀し愛しの欠片が紡ぐのは

 揺らめく明かりの下、独特の匂いに包まれてページをめくっている……そんな気にさせられました。
 破けたページの破片を集めるように読み進めた先にある終焉は、読み手も書き手もはっとさせられるはず。いくつもの楽しみ方がある作品だと思います。

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