夢十夜を思わせる書き出しからスタートする妖怪短編集。本当に妖怪に出会ってしまった気がするから、最後まで読んでしまうのだ。
本を読むことが好きで、現在は某大型書店のHPの書評ライターなどをしています。私自身も、出産を機に日記とブログを始め、小学校の頃の夢だった作家になりたいとカクヨ…
これは「夢十夜」風の妖怪アンソロジー作品のようでありつつも、実は一つの計画によって構成された物語でもある。続編にあたる作品も存在していて、そちらの方がさらに過激になっているが、単なる物語ではなく…続きを読む
一話一話独立した怪奇物語の短編集のようで、実はそうではない、、、。緻密に考えられたお話たちは、クライマックスでいよいよ本性を出します。あとがき?でもおっしゃられておりましたが、大変な苦労の後…続きを読む
不思議な怪異譚が、古風で味のある文体で、紡がれていく。小泉八雲か、はたまた京極夏彦か。こういう本を愛読する人を粋な人、という。上質な大人向けの怪談話。お見事です。
古びて客もいないような貸本屋、でもどこか魅力のあるお店。冒頭からそのような雰囲気が伝わってきました。妖怪を題材にした短編集で構成されており、短い時間で楽しめる内容になっていると思います。妖怪につい…続きを読む
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