男でも女でもないボクが選んだ未来は……


「幼生」それは男でも女でもない性別。
成長すれば自然と男女どちらかの性別へと変態するのに、主人公の歩は未だにどちらにもなれないでいた。それは、2人の幼馴染ーー男の光と女の紫苑から求愛され、二つの性の間で揺れ動いているから。

ファンタジックな要素を融合した、少し不思議な恋愛小説です。
男と女、恋と友情、二者択一の決断を迫られる主人公の揺れる感情が、巧みに描かれています。

大好きな2人の幼馴染のために、そして自分自身のために、苦悩の末に歩がどんな未来を選択したのか、どうか妖精と一緒に見届けてください。

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