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識島果

おすすめレビュー

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★★★
★49
18人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 和泉眞弓
    186件の
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    ★★★ Excellent!!!

    煤と粘液とアパルトメント、異国の香り立つ上質な物語

    穢いものばかりが並ぶのに、調べが豊かな文章。異国の香りに、ねばついた狂気に、ずるりと引き込まれて読みました。妄想という表現が出ないのがいい。

    • 2017年9月24日 07:14
  • 矢口 水晶
    99件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    死の香りがする、硬質な幻想譚


    「わたし」ことレネは、過酷な労働環境で肺を病んだ煉瓦工場の労働者。彼はある日、アパートメントの手摺にジャコウアゲハの蛹を見つけ、『エマ』と名付けて愛で始める。
    病に命を蝕まれる中、蛹はある女性の姿に重なっていく……

    現実と妄想が混じり合う幻想小説。表現力豊かで、濡れた革靴の冷たさや咳き込む主人公の苦痛が直に伝わってきそうです。
    読む人を選びそうな世界観ですが、どこか不気味で、そして儚く美しい文章や雰囲気が非常に好みでした。


    • 2017年3月1日 12:18