圧倒的文圧!1話10万文字!逃れられない「地下墓地」

カタコンベと呼ばれる架空の駅にて働く、駅員たちの切ないファンタジー。

文字通り「地下墓地」の様相をかたどった駅を巡り、主人公と駅長の寂寥感漂う人間模様が紡がれています。

駅をいかに存続するか。
駅を引き継いで行くことは、敬愛する駅長の想いを繋ぐこと。

話を分割せず、あえて10万文字をまとめてぶっ込んで来た作者様の、飽くなき挑戦に圧倒されました。
一気に読め、と。
読了するまで、この世界に引き込んでみせるぞ、と。
それはさながら、カタコンベ駅を離れられないエーレたちの自縄自縛にも似ています。

ドリンクと茶菓子を用意して、気長に読みましょう。
いつしか喉を潤すのも忘れて、滂沱の涙を流すこと請け合いです。

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