ロズウェル☆ユニオン!

作者 名月明(アキラ)

15

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★★★ Excellent!!!

明るく楽しい文章、爽やかな読後感、そしてメッセージ性。これぞ児童文学な作品。

キャラクターたちがみんな元気いっぱいで、特に主人公のナナミは親しみの持てる性格。天然さで笑いを提供してくれるし、ネガティブな気持ちになっちゃう場面ででは共感でき、勇気を出すシーンは応援したくなる。ワクワクドキドキできる青春冒険活劇です。

★★★ Excellent!!!

ロズウェルという題名だけで、もうこれは「エイリアンものだな」と判る明快さ。

日本から移住したあどけない女の子が、地元の悪ガキ(でもないけど奇矯な趣向の子供たちには違いない)と手を組んで、宇宙人探しに奔走するお話です。

かつてこの地に墜落したという宇宙船のカケラを発見したことから、あれよあれよと子供たちはエイリアンの戦争に巻き込まれそうになり……!?

後半、主役の女の子がなぜこの地へ惹かれるように引っ越したのか、宇宙人の謎とともに明かされる辺りから急展開。一気に物語へ没頭しました。

ロズウェルの宇宙人騒動はあまりにも有名で、数々のSF小説が書かれています。
しかし、いかんせん昔のことなので、ラノベ世代の若者や子供たちには馴染みのない「未知の題材」ですよね。

古いネタを新鮮に書き綴った本作こそ、次世代に向けたセンスオブワンダーと言えるでしょう。

★★★ Excellent!!!

人間はみんな、ポンコツなのかもしれません。そう、完璧を求めれば、みんながポンコツです。でも、完璧なんてつまらない。自然と集まる仲間に、あたたかい家族。彼らのことを信用しさえすれば、あとは完璧!!

宇宙人をテーマにした作品ですが、とても読みやすくて、あたたかい気持ちになります。

ぜひ、清々しい読了感をお楽しみくださいっ!!

★★★ Excellent!!!

日本からアメリカへやって来た女の子が、身近な人々と協力しながらUFOや宇宙人を巡る冒険に巻き込まれていく児童小説です。

普段ほとんど子供向けの小説は読まないので、現在どういった内容の作品が主に小学生ぐらいの年齢層に好まれているかわからないのですが、個人的にこのお話は「もし自分が子供だったら、夢中になってしまうだろうなあ」と率直に感じました。

冒頭から息つく間もなく発生する事件、次々に登場する個性的なキャラクターたち、ある種の宝探し的な探検、手強い敵役との戦い……
そうした要素にアメリカという大きな土地と、軍や政府機関、さらに地球外生命体の組織までも加わって、とても壮大なスケールでストーリーが展開します。
自分に自信の持てない小学生の主人公が、こんな信じられない冒険に遭遇してしまうだなんて! 

物語後半の伏線回収も巧みで、大人の私ですが大変楽しませて頂きました。