概要
天使/沈没都市/黒い城/ゴースト光子/盲いた神/対天使協会/冷凍槽
ある日、空が割れ、天使が堕ちてくる。世界中の沿岸都市が二〇~三〇メートルも地に沈み込んだのと同時期だ。魔の存在が、ぼくを東京から引き剥がす。大脳生理学者だった父さんが飛行機事故で死んだのが直接の原因。誰からともなく黒い城と呼ばれるようになった不思議な建造物が沿岸都市近辺に現れたのは天使光臨の時期と相前後する。立方体形状で且つ、この世に例のない非接触性。存在確率ゼロのゴーストと呼ばれる縦波光子がそのヒント。天使が人を喰ったという噂はすぐ現実の映像となり世界中に放送される。が、天使たちを崇拝する集団も現れる。東京の伯父さんの許に呼ばれたぼくが大学の研究室で会わされたのは対天使協会3A(anti angel association)所属の研究スタッフたちと数名のEAT仲間。やがて壮絶なバトルが展開する。
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