空気が感じられる、凄味が感じられる、痛み苦しみまで感じられる。立会いの描写の妙だと舌を巻きます。すごい。
実戦剣術会の末席、剣術を学ぶ戦う小説家、西紀貫之(にしきの つらゆき)のアカウントです。 乙女小説(ティーンズラブ)や冒険小説を楽しく書いています。作品を読ん…
素性もお互いの関係もほとんど読者に明かされていない二人が命がけの決闘をする。ただそれだけの短編なのにどっぷりと引き込まれました。作者さんの他の作品にも共通しますがとにかく戦闘の臨場感が凄い。描写す…続きを読む
戦闘の描写はさほど難しくはない。だけど、そこに匂いや空気、所謂臨場感と言うモノを生み出そうとすると、ちぐはぐ感が生まれたり、あるいはスピード感のようなものはとかく失われやすい。また、格好付けた描…続きを読む
二人の戦士による、命を賭した決闘。意外な結末、そしてその後に残る余韻が色彩豊かな短編です。小説での戦闘描写とは、シンプルにしようとすると「必殺技!」「ドカーン!」「ウギャー」みたいになってしま…続きを読む
日本の剣術、刀術と異なり、西欧にはまとまった「剣技」に関するレギュレーションは日本のような形では伝承されていないそうだ。従って、現代に伝わる武器、武具などから、その用法、技法を類推するしかないとい…続きを読む
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