お互いが思いやり。幸せを育んでいく。ケーキのように甘く、ホールケーキでも足りないほどの幸福を。じんわり心に染み渡ります。
書いたり書かなかったり、読んだり読まなかったりを繰り返しています。小説の書き方勉強中です。 ふつつかものですが、よろしくお願いいたします。 ツイッター …
これが全く関係ない――例えば、職場の端と端に座っているような間柄だったら――その人がどんなマヌケでも気にならないものではないだろうか。そんな他人だったら気にならないだろう「忘れっぽさ」を持つ夫との…続きを読む
こんなにも現実をつきつけられる物語も珍しい。小さな葛藤と素朴な幸せをうまく表現している。この小説はなにより僕たち現代人に、寄り添っている。
語りは一人称、読みやすい丁寧な描写が読者に優しい印象でした。恋人以上夫婦未満、そして彼のお母さんみたい、という二人の状況を端的に表した言葉たちが主人公の悩みを表しているように感じました。
平穏な日常にある、ささいなことへのわずらわしさや、未来への不安が丁寧に綴られています。この二人の物語を、続きも読んでみたいと思いました。
もっと見る