ストレートだからこそ好感が持てる

実戦では役に立たない空手に執着する旭と、現世に執着する幽霊。レールから外れた者同士、それでも執念と呼べるモノにすがる者同士。そんな空手バカが『同類』の幽霊を除霊していく、ゴーストバスター物としてとても面白い作品でした。
除霊シーンや日常の会話劇ももちろんそうなのですが、何より直球勝負しかできない主人公の姿が魅力的でした。
笑って熱くなって、そして少し切なくなれる。今後の展開にも期待が持てる物語でした。

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