英雄への道は暗く冷たく、牙を剥く
- ★★★ Excellent!!!
”英雄”とはなにか。
いったい”何”のための英雄なのか。
おそらくは冒頭から圧倒されることでしょう。
少なくとも驚きました。昨今のweb小説にはあまり見られない(と思いますが、もし違うのであればそれは申し訳ない)濃厚で緻密な文章の中に、凍土という地の吹きすさぶような冷たさと、男の熱意が申し分なく詰め込まれていました。
くらくらするほどの情景が、原稿用紙30枚の中一杯につめられた、
れっきとしたハイファンタジーでした。
レビューですが、ありがとうございました、といわせてもらいます。