英雄への道は暗く冷たく、牙を剥く

”英雄”とはなにか。
いったい”何”のための英雄なのか。

おそらくは冒頭から圧倒されることでしょう。
少なくとも驚きました。昨今のweb小説にはあまり見られない(と思いますが、もし違うのであればそれは申し訳ない)濃厚で緻密な文章の中に、凍土という地の吹きすさぶような冷たさと、男の熱意が申し分なく詰め込まれていました。

くらくらするほどの情景が、原稿用紙30枚の中一杯につめられた、
れっきとしたハイファンタジーでした。

レビューですが、ありがとうございました、といわせてもらいます。

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