現実と非現実の狭間

著者の投稿タイトルを拝見すると実感しますが、これは限りなく自分の身を削って書かれていると思われます。どこまで本当のことか、はともかく、現在進行形で起こっているリアルを素材に、小説という域にまで昇華させる筆力の高さは流石の一言です。
読者よりも作者のほうが多いと噂されるこのカクヨムで、(言ってしまえば)そこら辺にいる普通の作家志望を主人公とする。仕事しながら小説書いて一喜一憂する日常、そんなありふれた題材を、面白い話へと編み上げる。
実力が無ければ、支持されないし、続かないと思います。
感嘆のため息とともに、評価★三つ差し上げる!

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