この作者はオレ様の生き別れの兄弟に違いない

この作品を読んだとき、オレ様は体の震えが止まらなかった。

「オレだ!オレ様がおる!」

この時点で叫んだアンタ痛すぎの厨二病認定のハンコがバァーン!と押される訳だが、そう叫ばずにはいられなかった。
オレ様が脳内で考えていたことがそのまま文章化されていたのだ。ち、ちくしょう、どうやって盗んだんだ!著作権料払えっ、ウワァァァァン!(涙目)

かくも斜めの上のテーマで抱腹絶倒な作品に仕上げる手腕も見事なもので、その努力をお前は何故まともな作品の構想と執筆に活かさなかったのだとか作者へツッコみ出したらキリがない。
だが、読者を惹き込む文章力、展開は非常に面白い。よく出来ている。カクヨム運営スタッフの「オレたちをコケにしやがって…」とギリギリ歯軋りしながら公平に掲載せざるをえなかった光景が目に浮かぶ。
それだけでもアクセスがつかずにため息をついている多くのカクヨム作家たちにはこの作品はさぞや痛快無比なことだろう。
内輪受けでも構うまい。何しろカクヨムには万を越す作家がひしめている。これだけでも立派な客層となりうるのだ。

とにかく、オレ様にとってこの作者は他人と言う気がしない。寝ている間に別人格となってこの作品を執筆したのかと厨二病的なことを真剣に考えてしまった。

もはやレビューでもないコメントになってしまったが、最後に作者にひとつお願いがある。疑惑を晴らす為のお願いが。
親御さんに「オレ(私に)生き別れの兄弟なんている訳ないよね、ハハハ…」と笑いながら聞いて欲しいのだ。
そこで親御さんがワーッと「ゆ、許しておくれ!」と泣き崩れたら至急、オレ様に連絡を取ってほしい。

間違いない、アナタはオレ様の生き別れの兄弟なのだッ

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