ずっと遠慮してたんですが、最近、毎日更新を心待ちにしているので、
こりゃーレビューを書かないと嘘だな……と思ったので書きます。
とにかく、すべてをさらけ出して、等身大でぶつかっている感じがすごくいいです。
大上段に構えての説教が始まったりとか、講義が始まったりとか、そういう心配一切なし。
ただただ泥臭く、もがいている様を克明に記してる。
しかも、すべてが終わってから振り返ってるんじゃなくて、リアルタイムで進んでいる。
(※この物語はフィクションです)
読んでいる方も、結末がどうなるのか分からない。
手に汗を自然と握らされる展開。面白いです。
とりあえず、いっき読み。
とにかくすごいなと感心したのは、紛れもなくこの主人公は、体張ってて心も削ってる。
読んでる間何回か思わず声に出して笑ってしまった。
でも決してバカにしてるわけではない。
純粋に主人公の心情に共感し、同調し、笑わずにはいられなかったんだと思う。
たぶん自分への自虐も込めて。
自分のことのようでもあり、だけど決してわたしはこの主人公には敵わないと思った。
作中、共感する部分は多々あれど、わたしはここまで心身を賭して勇気を持って、戦えていないからだ。
自分の長所も短所もキレイな部分もキタナイ部分もぜんぶを武器にして戦っている主人公は、ただただ本当にすごいと、純粋に思う。
ぜひ応援したい。
そしてその戦果に期待したい。
最後まで見届けさせて欲しいので、最後まで戦いきってほしい。
自分はたいして前線に立ってもいない安全圏からの後方支援で申し訳ないけれど、少しでも味方が増えることを祈ってます。
個人的に主人公のファンになりました。
他作品(小説)がどのようなテンションなのか楽しみです。
あと途中まで主人公男のひとかと思ってました。
このサイトで、いろんな作品を読んできましたがこの作品は本当に異色と言っていいと思います。
サイト批判のエッセイは数あれど、サイト批判(あくまで、フィクションですよね!)をテーマにしたコンテスト応募作は数少ない。僕が知ってる限りではこの作品だけです。(他にあったらごめんなさい)
とてもチャレンジ精神にあふれたこの作品。
読んで不愉快に思う方もいるかもしれません、やっぱり好みがあるわけで。でも、批判ですらレビューを書くと点数になるのはヨムヨムの面白いところ。
僕はこの作品好きです!
更新されたら飛んでいきます!
だから、諦めないで書き続けてください。『医魔女』の主人公のように。あなたが、書き続けることでヨムヨムサイトでコンテストのみならず、執筆そのものを諦めかけている作者に希望を与えることも出来るかもしれません!(本作の意図はそこにはないと思いますが(笑))
ここまでは、応援のレビューを書かせていただきました。
僕、篠騎シオンは一読者として、花さんを心から応援してます。
でも、ひとつだけ最後に言わせてほしいことがあります。
花さん、『アイドル勇者魔王』僕大好きだったんですよ……
この作品を読んだとき、オレ様は体の震えが止まらなかった。
「オレだ!オレ様がおる!」
この時点で叫んだアンタ痛すぎの厨二病認定のハンコがバァーン!と押される訳だが、そう叫ばずにはいられなかった。
オレ様が脳内で考えていたことがそのまま文章化されていたのだ。ち、ちくしょう、どうやって盗んだんだ!著作権料払えっ、ウワァァァァン!(涙目)
かくも斜めの上のテーマで抱腹絶倒な作品に仕上げる手腕も見事なもので、その努力をお前は何故まともな作品の構想と執筆に活かさなかったのだとか作者へツッコみ出したらキリがない。
だが、読者を惹き込む文章力、展開は非常に面白い。よく出来ている。カクヨム運営スタッフの「オレたちをコケにしやがって…」とギリギリ歯軋りしながら公平に掲載せざるをえなかった光景が目に浮かぶ。
それだけでもアクセスがつかずにため息をついている多くのカクヨム作家たちにはこの作品はさぞや痛快無比なことだろう。
内輪受けでも構うまい。何しろカクヨムには万を越す作家がひしめている。これだけでも立派な客層となりうるのだ。
とにかく、オレ様にとってこの作者は他人と言う気がしない。寝ている間に別人格となってこの作品を執筆したのかと厨二病的なことを真剣に考えてしまった。
もはやレビューでもないコメントになってしまったが、最後に作者にひとつお願いがある。疑惑を晴らす為のお願いが。
親御さんに「オレ(私に)生き別れの兄弟なんている訳ないよね、ハハハ…」と笑いながら聞いて欲しいのだ。
そこで親御さんがワーッと「ゆ、許しておくれ!」と泣き崩れたら至急、オレ様に連絡を取ってほしい。
間違いない、アナタはオレ様の生き別れの兄弟なのだッ