たぶんきっと、敵わない。

とりあえず、いっき読み。
とにかくすごいなと感心したのは、紛れもなくこの主人公は、体張ってて心も削ってる。

読んでる間何回か思わず声に出して笑ってしまった。
でも決してバカにしてるわけではない。
純粋に主人公の心情に共感し、同調し、笑わずにはいられなかったんだと思う。
たぶん自分への自虐も込めて。

自分のことのようでもあり、だけど決してわたしはこの主人公には敵わないと思った。

作中、共感する部分は多々あれど、わたしはここまで心身を賭して勇気を持って、戦えていないからだ。
自分の長所も短所もキレイな部分もキタナイ部分もぜんぶを武器にして戦っている主人公は、ただただ本当にすごいと、純粋に思う。

ぜひ応援したい。
そしてその戦果に期待したい。
最後まで見届けさせて欲しいので、最後まで戦いきってほしい。
自分はたいして前線に立ってもいない安全圏からの後方支援で申し訳ないけれど、少しでも味方が増えることを祈ってます。

個人的に主人公のファンになりました。
他作品(小説)がどのようなテンションなのか楽しみです。
あと途中まで主人公男のひとかと思ってました。

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