読めば毎日を頑張ろうと思えるアレスの日常

苦労とか、面倒事とか、トラブルとかあを高確率で引き当て、背負いこむクセのある最強僧侶アレスのストレスフルな旅。
最初は読み進める程に気の毒で仕方なかった。
けど。
だんだんとアレスは好んでそういう状況に身をおいているのでは？と思えてくる。
作中ではアレス本人が再三否定しているけれども！理不尽や不条理に踏みつけられるのを好む性癖なのではなかろうか、と。
他人の不幸は蜜の味とはよく言ったもので、今ではアレスが呼ぶトラブルとその展開が気の毒なものではなく楽しみなものになっている。
そして実はアレスこそがハーレム状態だということに彼は気がつくのかどうか…
勇者パーティよりもぶっとんでいるアレス陣営のキャラクターも濃くて面白い。