個性的な世界観でそこが刺激される。ただ戦闘の連続で展開が微妙に単調です。絵で見たらもっと面白かったと思います。それでもやりにくいだろう肉弾戦を文章で補ってるのは凄いと思います。
気付いたら世界に引き込まれていました。時間を忘れて読み進めてしまう危険性があります。うっかりすると普段見れない日の出を、その清々しい空気を感じることが出来てしまいます。騙されたと思って、まず1ページ読んでみて欲しいです。損は皆無です。ぶちオモロイ。
壮大で、緻密な設定が見え隠れする世界。登場人物たちはいずれも個性と魅力にあふれ、筋の通った力強いドラマにぐいぐいと引き込まれます。まさに激流のような物語。ぜひ飛び込んで味わってください。
この世界、足を踏み入れずにしてなんとする。…というくらい『面白い』書いている本人が一番楽しんでいるのだから、そのガイドに従って素直に、一切の疑念を持たずに受け入れることが重畳。キャラはそれぞれ個性をもち、こんなレビューですべてを語ろうなんておこがましい。足を踏み入れ、痛さも息づかいも熱も空も地の躍動を、すべて『自分』で受け止めるのが一番だと、私は思います。