何日か前に、とあるモノに「アレ?」って思いました。今朝目覚めて、その「アレ?」の正体に気付きました。
その正体の前に「先延ばし」の運用方法について書きます。
今すぐにやらなきゃいけない重要な物事、それを先延ばしにするのは毒、です。今すぐにやらなきゃいけない事は、今すぐやりましょう。
ですが僕、大して重要だと思わない疑問とかは結構、先延ばしにします。
一旦考える事を辞めて、その気づきを「未来の自分」に託すのです。
実は人間、考える事を辞めたつもりでもその脳内では引き続きその情報を処理し続けてたりします。
たとえばこんな経験ないですか?
「うわー来週までに企画考えなきゃなんないのに、何も思い浮かばねー! もう良いや! 取り敢えず寝たろ!」
翌朝。
「そういやあの案件、こういう方向性で行けば良いんじゃね? なんで思い浮かばなかったんだろう? 子供でも思いつきそうなアイディアなのに」
みたいなの。
時間が解決してくれる事もあるのです。
ソレを意識的に誘発するようにしてます。
ハイ! 先延ばしの運用法、終わり!
で、気づいた出来事について。
何日か前のKACのお題「深夜の散歩で起きた出来事」に僕は「アレ?」と思いました。
ですがお題を消化する方が重要だったので、スルーしました。
ですが今朝、気がつきました。
流石カクヨムさんです!
この流石、は、嫌味ではないです。
順を追って解説します。
まず誰かが深夜に散歩した時の出来事は、
「深夜の散歩で起こった出来事」です。
もっと言うなら「深夜の散歩で起こった事」
文法的な話をしても良いのですが、堅苦しいので、飛ばします。
話を先に進めた方がわかると思いますので。
「深夜の散歩で起こった出来事」をどストレートに描くと、以下になります。
ある日の深夜、出来事さんという人が散歩していました。出来事さんは寝たまま歩いてます。
ですがひょんな事から目覚めてしまいました。
終わり。
若しくは……。
ある日の深夜、出来事さんが散歩します。出来事さんは歩く、なんて事はせずに、寝そべったような姿勢でホバー移動していました。
しかし突然、出来事さんは停まり、下降して、起き上がります——。
おわかり頂けたでしょうか。
「起きた」とは「起きる」の過去形で、「起こる」の過去形は「起こった」です。
ので、「起きた」をどストレートに描くと、上の様な物語になるのです。
嫌味っぽい?
いやいや、さっきも書いたでしょう?
コレは嫌味ではありません。
だって僕、すぐに気づかずスルーしてたんですよ? 嫌味なんて言えるワケないです。
なんで気づかずスルーしてたのか。
それは「起きた」って言葉に既に、慣れ親しんでいたからです。
言葉の誤用ってのは結構頻繁に起こります。ですがそれでも結構意味が伝わります。
一々指摘して嫌われるよりも「取り敢えずわかったから良いや」を多くの人は優先します。
何もわかってない人は「『起きた』ってそういう使い方するのか。自分も今度そうしよう」ってなります。
これらの事が繰り返され、広まります。
今の「広まる」もそうでしょう?
本来なら「広がる」が正解。
でも言われるまで気づかない。
そうやって、間違っていたはずの言葉が間違っていない言葉と成るのです。
つまり元々「起こる」と「起きる」で使い分けられていたものが「起きる」だけで成立してしまう、ってな感じになってます。「起きる」だけで二つの意味を持つ言葉になったのです。
更に「出来事」。
その意味は「起こった事」であります。
わざわざ「骨折が折れた」みたいな使い回しをするってー事はです。
そーゆー事なのです。
「どーゆー事?」って思ったアナタ!
そーゆー事です。
嘘です。
要するに「お題に沿った色々な作品を待っています❣️」って云うのは「少ない言葉に色々な意味を持たせてますので、色々考えて汲み取って下さい」的な?
え? 違う?
違わない!
だってそれに気づいた時、全然違うお話思いついたもん!
こーゆーやつ————。
——全ての事象には意思がある。
事象達は皆、自己が目覚める事を願っていた。
しかしそれは容易ではない。
あらゆる事象が目覚める為には、それぞれに必要な条件がある。その幾つかある条件を達成できた事象だけが目覚め、この世に発現する事ができるのだ。
その日の深夜、とある事象は彷徨っていた。その事象の発現条件に「深夜」は必要ないのだが、それでも、彷徨っていた。フラストレーションを発散する為のいわゆる、散歩、である。
やがて時が過ぎ、時刻が丑三つに差し掛かった頃「条件の反応」があった——。
きっとあのお題はこんな感じに、もっと自由な発想を求めてた、そう思うんすよね。
ちなみに上のお話、擬人化とかして色んな萌えキャラみたいな「事象ちゃん達」にしたら、そこそこウケるんじゃないっすかね?
終わり。
追記。
このノート書いてる途中に通知があったので確認したら「ロジカルマキアート!!」が通過してました。
自分の作品のカテゴリー以外は飛ばして見てたので、結構見逃しもあると思うんすけど、それでも知ってる作家さん達の名前がチラホラと見えたので、その事も嬉しかったりします。