@sorahasi

風間桃李《かざまとうり》三十九歳、独身男性。嫁も彼女も友人もなし。生まれた時から顔が怖かった桃李は孤独な生活を送っていたが、ある日事故に遭いそうな女子高生を助けた拍子に自分が死ん…

鳩羽カモメくんと冬山深雪さんの、ほのぼのした学生生活。

大学生の鳩羽くんと、同じ学科の冬山さんの、少し怖くて不思議な話

Wi-Fiもなく充電も切れ、早々にただの金属の板と化したスマートフォンだが、日光に当てるとふいに電源が入って画面が表示されることがある。画面に映し出されるのは未来の出来事──彼の…

【文庫版１巻、２巻発売中】幼きあの日、ジュダは、母の処刑を目撃した。異端の種族、不死身の魔獣と恐れられたスロガーヴの血を引き生まれたジュダは、十年後、母を殺した人間の王と貴族へ復…

　友好国であるラングフォード王国の美丈夫で有名な王子ルークの元に嫁いで来た、艶やかな長い黒髪と青い瞳のきらめくような美貌で広く知られるウェブスター王国第三王女のエマ。 　お似合い…

生贄同然で嫁ぐことになった末王女アメリアを迎えにきた夫は、王族でも貴族でもない魔族の男ローエンだった。次々と起こる騒動の中で彼と心を通わせ始めたアメリアは、やがて大それた決意を抱…

エウレス皇国のラファエル皇太子から突然婚約破棄を告げられた。 どうやら魔道士のマーヤと婚約をしたいそうだ。 この国では王族も貴族も皆、私＝リリアの聖女としての力を信用していない…

それって、神様じゃなくて夢魔ってやつでは？ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 長年付き合っていた男と別れてやけ酒をした翌朝、隣にいたのは天然系の神サマでした。 「君が笑顔になれない世界の…

【第8回カクヨムコン　ライト文芸部門　特別賞受賞】規格外の力を持つ首席聖女のミーティア。突如、称号を剥奪され左遷されることに。ざわつく周囲に反し、ミーティアは「呼び戻したりしない…

　王立研究院の留探士（研究員）であるサリサは、人見知りをする質なうえに他人に触れられるのが大嫌い。だが両親から結婚を勧められてしまい悩んでいた。そんなとき、ある事件に巻き込まれて…

　代々コーヒー狂を輩出してきたフォルコ家の娘イヴは、王宮一階大階段脇にあるコーヒー専門店『カフェ・フォルコ』の店長代理を務めている。 　さまざまな獣人の末裔が暮らす世界でコーヒー…

　目立たず静かに生きていきたいのに何故かトラブルに巻き込まれやすい古川瞳子（ふるかわとうこ）（十八歳）。巻き込まれたくなければ逃げればいいのだが、本来のお人好しの性格ゆえかつい断…

　王城でのパーティーの最中に毒を盛られて絶命した侯爵令嬢アヴィス。 　王子の許嫁として清く正しく慎ましく生きてきた彼女の魂は、本来なら天界に行くはずが、気がつくとなぜか魔界にいて…

【2020年9月10日　カドカワBOOKS様より書籍化しました】 私は聖女で、王太子の婚約者でもあった。過去形なのは、ある日異世界から聖女が召喚され、私はお役御免になったからだ。…

　病気のせいで結婚を諦めていた桐島柊子は、叔母の紹介で建築士の松井卓朗とお見合いをすることになった。卓朗は柊子の憧れの人物であり、柊子は彼に会えると喜ぶも、緊張でお見合いは微妙な…

　国王である父：青龍ローゼン、母：アジサイ（妖狐の一族・故人）から産まれた一人娘・エヴリンは亡き母の忘れ形見と言うことで父から大変溺愛されて育った。 　しかし、それに驕ることなく…

　私は斉木まーぶる（本名：凛々子）、二十六歳。干物女子と言われるような恋愛事には無縁のマンガ家である。徹夜続きで脱稿済ませた解放感で、寝る前に食料を買い込みに外に出て、飛び出した…

　奄美の霊媒師であるユタの血筋の小春。霊が見え、話も出来たりするのだが、周囲には胡散臭いと思われるのが嫌で言っていない。ごく普通に生きて行きたいし、母と結託して親族には素質がない…

パンツの国に転移。35地味未亡人の純愛。 マイは日本に帰れるのか。常識の異なる国で、生きていけるのか。 ──赤ビキニが輝くとき、異世界への扉が開く。 様々なパンツが出てきます…

侯爵家の養女セレストは星獣使いという特別な存在。 けれど周囲から疎まれ、大切な星獣を奪われたあげく、偽物だったと断罪され殺されてしまう。 目覚めるとなぜか十歳に戻っていた。もう…

　ヘレンゲル候爵令息のアニスは、幼なじみであり親友の王太子ジャノルドから「婚約者が冷たい！」と相談を持ち掛けられる。 　しかし、どうやらお相手のモニカ嬢は寝室に引きこもりっきりの…

文明の崩壊した後、僅かに生き残った二つ足の物語。 グトリは旅をする。 伴侶を求めて、ただ荒野を往く。

公爵令嬢クラウディア・フォン・シーラッハは毎日のように使用人達を困らせる我儘令嬢だった。 ある日クラウディアは階段から落ちしてしまう。 頭をぶつけ気を失った彼女が見たのは前世の世…

平盛子は近衛基実と結婚する。 御所に移り住むが、盛子は徐々に体調を崩す。 Twitterにてお題を頂き、書きました。 ゆきあかりさまの素敵な(先行)FAです。 https://…

夜が来ない不思議な空、奇妙な植物、赤い砂だらけの大地。友達と学校から帰る途中で迷い込んだのは、人の気配がない静寂の世界だった。 生きるために水を探すが見つからない。次第に衰弱す…

「歩こう。足元には、あなたに繋がる無限の命がある。」 中学校に入学してからわずか一か月。 転校生になってしまった慧は、引っ越した先の街で、見知らぬ世界に入り込んでしまう。 街も…

休止中の創作ブログの代わりに、独り言を書きます。 文章も構成もシンプルが好きなので、時折、内容を整理したり、削除したりもします。 「おや、よくここを見つけたね？　案内なんか出…

大切な宝珠を失くした姉姫の罪をかぶって処刑される代わりに、姉姫の身代わりとして、ある男の守り人になることを命じられた少女、セイレン。 仕えることになった男は、淡海と海の水運を司る…

「リイト――わたし、とうとうここに――孤塔の前に来たよ。これから、あなたが行きたがっていたところに登るよ――」 死んだ初恋の相手に代わって、塔師見習いになった少女、カシホ。 見…