あおい 空

この町にはつらい記憶しかない 君を想い続ける心が残ったまま 僕はわた雲に君を重ねた

　ソーシャルネットワークサービス、略してSNS。 　今となっては利用することが当たり前になりすぎて、今さらなにも説明することはございませんでしょう。 　今回は、そんなSNSに…

この世に予言者がいて、自分の未来がわかったら。 　悪い未来なら、それを避けることができたなら。 　間違えることなく進むために予言を聞くことができたなら。 　誰しも一度は憧れるか…

人の歴史に病気がある。 しかし、その病気について、本当にわかっている事は少ない。それは、人の知覚する領域を超えたところにその存在があるから。 ――病魔。 古来より、人はこの病魔…

　じいさんが死んだ。 　昨日のことだ。 　俺にとってかけがえのない存在だったじいさんには人に言えない、それこそ妻であるばあさんにも言えない秘密があった。 　俺だけが知っている…

静岡市葵区駿府城公園隣にある静岡県庁。その地下にある『オカルト苦情対策室』に勤める主任、金田一華子の元に一本の電話がかかってくる。 「今から掛川まで来てくれないか」という主査、岡…

　LAに住んでいた頃に子猫を２匹アダプションしました。詳しくは（アメリカンおとうたんとの日々）ロスアンジェルス編に書きました。 　当時は「２匹も助けた～」と思っていましたが「助…

2003年にステージ３C の進行乳がんにかかり、その当時の闘病を綴ったエッセイ「乳がんサバイバー」その続編になります。 「乳がんサバイバー」は辛く重い内容だったと思いますが、続…

クラスメイトの此花さんは、その立ち振る舞いから「探偵王子」と呼ばれていた。 ※この作品はフィクションです。

私は完全犯罪を達成した。それをここに記録する。これによって私と同じ苦しみを味わう人が激減することを祈って。 夏休み、地位向上に奮闘する男の物語。 白どうこレベル★★★☆☆

産婦人科医の田口道子は奇妙な夢に擦り減っていた。そんな折、臨月となった友人の金沢萌に帝王切開で生みたいと懇願される。自然分娩を勧める道子だが、萌に押し切られて彼女の夫であり、道子…

玻璃の音＊書房という 架空の書房を中心にした ものがたりを書いています。 ものがたりを書いているうちに、 思い出した本たち。 反対に、本棚を眺めているうちに 書きたくなった…

　琥珀様は、真っ赤な鎧のモンスターハンター。 　とある事情で、タワーマンションのペントハウス管理人になったボク桐生暁人は、そこに訪れる異世界の住人の世話をする事になった。 　…

あの作家と同姓同名を持つ男の苦悩の日々

ぼくがビール缶一本分の体重しかない小さなねこさんを拾ったのは成り行き上の話でした。当然のことながら名前をつけることはしませんでした。それはなぜか？　ちゃんと理由があったんです。 …

　狼男のドニは超絶美形の売れない役者。 　ハブシティー59603のボロマンションを親友のハンゾーと、ルームシェアして暮らしてる。 　隣の部屋には、元タスクフォース隊員で今はスポ…