皆さま、お疲れさまです。
藤咲です。
会社の事情でお休みが出たので、今日はなかなか怠惰に過ごさせてもらいました。今も膝の上にペンギンがいます。可愛い。
さて、今回お届けするのは……
9月10日大阪で開催された文学フリマへの出展報告です!ぱちぱち!
ダラダラ書いてしまったらごめんなさいね。
◆イベントについて
文学フリマとは、己が文学だと思う作品を持ち寄る一次創作作品即売会のこと。わりと商業作家さんも参加されることで有名なようです。
同人イベントは3年ぶり、文学フリマへの参加は初めてという、わりと緊張した1日。実は夫婦二人で隣接スペースをとっていたので、その点では安心感もありました。
ゆえに百合ブースに配置されてたんですけどね。
藤咲は百合担当でない……。
運営からのアナウンスによると、大阪開催として出展者もお客さんも過去最大級だったとか。
それだけの規模だけあって、会場の広さも人の流れもすごいものでした。
◆新刊について
今回新しく製本したのは『#コトノハナタバ ─140字小説集─』。30編はWeb再掲、70編は書き下ろしの計100編。ページ数だけで言えばこれまでの倍です。
ツルツル表紙にバーコードもつけて、商業本ぽさも増して良き出来映えでした。
◆藤咲のブース
既刊文庫が4冊、新刊文庫が1冊、あとはグッズノートと、その他ハンドメイド商品が何点か。
そろそろ机に並べるのも難しい量になってきました。うん、まあ、毎回あんまり減らないからなぁ!←
これまでは「小説より漫画」が注目されがちなイベントに出てたけど、小説であることがハンデとならない場では言い訳にならない。どこまで戦えるのかとドキドキしながらレイアウトしました。
最終的な購入者は7名。
うち、ほとんどは駆けつけてくれた友人知人、そして隣の配偶者。
しかし友達だからって買ってもらえるものではありません。立派なお客様であり、素敵なファン。とても嬉しい。
藤咲の本が好きと言ってくれたり、読んでみたかったからと言ってくれたり、そうやってわざわざ足を運んでくれた皆へ感謝の気持ちでいっぱいになりました。
普段はTwitterでしか話せない趣味友も、藤咲きっかけで初めて文フリに来てくれたようで、ありがたかったです。
前から気になってた本があって……なんて言われてデレデレしちゃう。
既刊の減りはやはり少なかったものの、販売数も売り上げも過去最高のものとなりました。すごい!
新刊がかなりの出費だったので印刷費回収とまではいかないのが現実。でも、欲しかったシャツが買えそうでワクワクです、へへへ。
◆その他のお客様
本当に偶然お話ししたマダム、配偶者と話しているところに藤咲も首を突っ込んで、創作入門談義で盛り上がるうち「ご夫婦から1冊ずつ買おうかしら」と選んでくれました。
ご子息によろしくお願いします、マダム。
「Twitterのサンプルが良くて来ました!」と笑顔でやって来てくれたお嬢さん。見本誌スペースでも探してくれてたらしく(提出遅くてごめんね…!)、あー弱小サークルの弱々ツイートでも、誰かの目に留まるんだ……と感動しました。
出展者シールを胸に、スッとやってきてスッと見本を読んだお姉さん。新刊を試し読みしつつも、まるで狙いを定めてきたかのような雰囲気でした(たぶん)。
数ページ読んで彼女は言いました。
「140字なんて短さにまとめるのってすごいし、まとまってるのがすごいです」
あ、どうしよう、嬉しい。胸を打たれました。
世間では「140字小説なんてただのポエム」なんて声もある中、ちゃんとストーリーとして認めてもらえたんだなって。
4,000人越えの人がいた空間で、偶然だったり、目当てにしてくれたりした、奇跡の3人。
どうか藤咲の作品が、彼女たちの心に温かく残りますように。
ところでBOOTH(通販)から追加の注文とか……
来てませんね、さすがにそれは無理でした。
◆まとめ
長丁場のイベントで疲労感も大きかったですが、色んな人とお話し出来てとても楽しかったです。
もっと名刺とか、LINEスタンプの宣伝とかも配りたかったな。声かけは勇気のいるものですね。
お金のかかる趣味だし、これから長く続けられるものではないけれど、素敵な時間を過ごせたことは大切な思い出になりました。
当選すれば冬には関東へ出張出展も企てているので、また頑張りたいと思います!
次はパートナーに売り上げ負けないんだから……!
(1,000円負けた)(全然宣伝してないのに勝つなんて)(先輩サークルとしての面目よ)
最後に、ブースの写真をアップします。
いつかカクヨムユーザーさんともこういう場で会えたら楽しいですね。
ものすごく長い記事になってしまいました。
ここまで読んでくださった方がいるならば、感謝を。
ではでは、良い夢を見てくださいな。
藤咲でした。