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【幻獣召喚士3】第六話「商人の館」を掲載しました

https://kakuyomu.jp/works/16816452221210723112/episodes/16816452221508747279

そんなわけで第六話です。

『幻獣召喚士3』も連載を開始して十二日が経ちました。
読んでいる人はお気づきかもしれませんが、割とコメディ色を強めた明るい語り口で進めています。
私自身は悲惨な現実を描くのが好みなんですが、暗い展開はどうにも受けが悪いのですね。
それで意識して軽めにしているのですが、そうなると主人公のユニをどうしてもいじりがちになります。

ユニは親父で抜けているところもありますが、基本的には冷静で頭のよいキャラで通してきました。
ですが、この章では結構〝バカ扱い〟されていますw
もちろん、いざという時にはいつものような冴えを見せて活躍するんですけどね。
この辺の匙加減は、読者様の反応を見ながら調整していくつもりです。

今回は商人との交渉が主体となります。
ほとんどアシーズが話を進めていますが、ユニも真面目に口を出しています。
……ですが、彼女の頭の中の半分は「早くお風呂に入りたい!」という思いで占められているため、今一つ冴えがありませんw

次回はその〝お風呂話〟となります。
アシーズが今回ちらっと言っていましたが、アギルの公衆浴場はペルシニア式の蒸し風呂です。
ペルシニアはサラーム教国の最大国で、豊かで文化的にも進んだ先進国です。

実を言うと、八十年ほど前まではトルゴル王国がサラーム教の最大国家だったのですが、この国はケルトニアに滅ぼされて植民地となっています。
トルゴル王国という国自体は現在も存続していますが、ケルトニア王が国王を兼任し、サラーム教も国教ではなくなりました。
国民の多くはいまだにサラーム教を信仰していますが、長年の植民地支配でその割合は年々減少しています。

お風呂の話になると、ついつい作者の趣味でエロい展開になりがちなのですが、これをやると評判がすこぶる悪いので、下品にならないように気をつけていますw

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