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【最凶魔王は許さない!】最終話「阿曽素子は許さない!(トラック君の逆襲)」を掲載しました【完結】

https://kakuyomu.jp/works/16816452218869746910/episodes/16816452220620603376

そんなわけで最終回です。

今回は本文中でもネタ解説をやっています。もはや何でもありですね。
「変態だって人間なんだ! 変態だって生きてるんだよお!」は、清水おさむ「変身(カリスマ・PART2)」(1979年)から。
これを吾妻ひでお「不条理日記 転生編」(1979年)でパロっています。

実を言うと両作品はいずれも「劇画アリス」という自販機本で同じ年に掲載されたもので、「カリスマ・PART2」が17号(3/29)、「転生編」が19号(5/28)です。
わずか2カ月前に発表された劇画を自分のマンガに取り入れたのですから(実際には発表の翌月には描いていたと考えられる)、吾妻ひでお氏はよほど清水作品に衝撃を受けたのでしょうね。

さて、この小説は「幻獣召喚士2」で煮詰まっていた時、気晴らしがしたくなり(現実逃避ともいう)、自分が好きなネタをぶっこむこと、フェチや変態を描くことを主眼に書いてきましたが、なんだかんだで10万字を超す中編になってしまいました。

読んでお分かりのように、ラストはまるで突如打ち切りにあったマンガのようなオチになっていますが、これは最初から考えていました。
そうぞお好きなように罵倒してくださいw

結局のところ、真の主人公は海外でも有名になった〝トラック君〟だったのかもしれません。

また気が向いたら、今度は短編(星新一みたいなショートショート)を書いてみたいと思います。

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