連休最終日でございます。
休みの間、せっせとコンテスト向けのエッセイを書いていました。
コンテストのテーマが「父」だったのですが、テーマ付きのエッセイだと、あれやこれやと昔の記憶がよみがえってきます。
最近の研究で、「脳の記憶は時間とともに完全に消えるわけではない」ということがわかってきたそうです。忘れるというのは、保存したデータが消えたわけではなく、保存されたデータにアクセスできなくなってしまった状態のことなんですね。
千と千尋の神隠しで「一度あったことは忘れないものさ。思い出せないだけで」という台詞がありましたが、あながち間違ってもいないんだなと感心しました。
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さて、記憶にかけまして、ワスレナグサ(勿忘草)の元ネタを調べたので共有します。
「わすれることなかれ草」ってすごい名前だなと思っていて、
どんな由来なんだろうかと気になって調べたという具合です。
検索すると「泣ける」「悲恋の話」と書いてあります。
(エピソードに期待が膨らみますね)
舞台は中世のドイツです。あるところに青年騎士がおりました。
(中世で、ヨーロッパで、青年騎士なんて、なんて日本人好みの題材でしょうか)
騎士は恋人を連れてドナウ川のほとりを歩いていました。
すると川岸に青い綺麗な花を見かけます。
(いい導入ですね。主役の花の登場です)
「あの青い花を君に」
そういって騎士は花を摘みに、川岸へと歩いていきました。
(うん?)
しかし、騎士はうっかり足を滑らせてしまう。
(ええ…)
川の流れは強く、騎士は鋼の鎧をまとっていたので身動きが取れない。
彼の身体はどんどん川の深みに沈んでいきます。
しかし、彼はあきらめませんでした。
最後の力を使って、手に持っていた花を恋人に投げ渡します。
”Forget Me Not!(僕のことを忘れないで!)”
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泣けましたか?
私はこの話を読んですっかり真面目な顔になってしまって。
一言いいたい。
「川をなめるな」
彼女にいいところを見せようと調子をこくのはわかります。
ただね、鎧を着たまま足を滑らす、それはいかんでしょう。
死人に鞭打ちたくはないですが、こんなの悲恋じゃない。自爆です。
それも死に際に、彼女に向かって花を投げつけて「俺のことを忘れるな」って。
いやいや、目の前でそんな風に未練がましく死なれたら、忘れたくても忘れられないでしょ。
せめて「わりい、おれ死んだ」ぐらいのテンションでいかないと。
取り残された身にもなってくれよ。
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毎年川の事故は起きていますので、これから川遊びをされる方は細心の注意を払って川遊びを楽しんでください。
くれぐれも鎧を着ていかないようにと書き残します。
本日、私はたまったフォロー作品を読み進めていきます。
ではまた👋