日本で一番の売れ線の歌といえば……
……そう百人一首ですが、
ここで問題。
春、夏、秋、冬、
百人一首で一番多く詠まれている季節はどれでしょう?
答えは秋です。
季節を詠んだ歌は全部で33首あるのですが、そのうち16首が秋の歌なんですねー
逆に一番少ないのは夏。
なんで少ないのか?
研究者の意見を抜粋してみますと
──夏はクソ暑くて創作どころじゃないから
うーん。これは納得😅
当時のお貴族たちの世界の中心は京都(もしくは奈良)なんですが
どちらも盆地なので、夏はめちゃんこ蒸し暑くて冬は超寒いんですね~
今年の常軌を逸した暑さを体験すると
平安歌人たちのお気持ちがよくわかります🍵
先日、カクヨムでコメントをやりとりしていたら、
「これだけ暑いと、小説の登場人物を外出させるのも気後れする」と仰っている方がいて
小説を書く方ならではの視点だなあと感心してしまいました。
以上、こういった うんちくを飲み会で語ると嫌われるので、
カクヨムに書き捨てておきます。