• エッセイ・ノンフィクション

馬の骨でもエッセイ 裏書 「夏休みの宿題が自由になったときの話」

夏休みの宿題が自由になったときの話
https://kakuyomu.jp/works/16817330647623304608/episodes/16817330656812947178

サブスクリプションの台頭で音楽業界ではイントロの長い曲が減ったそうです。
ユーザーがイントロ中に曲をスキップしてしまうのを避けるに、曲の序盤に掴みを用意しないんだとか。

カクヨムのようなWebコンテンツは基本的にこの傾向が強いと思っています。

例えば、Webニュースの有名な表現として「アイドルノーバン始球式」があります。一見、アイドルが下着を身につけていないのではないかと誤認させることで、男たちの認知能力を鈍化させ、記事本編へ誘う手法です。これは有名になりすぎた表現なのですが、それでもタイトルで内容を誤認させるようなニュース記事を今なお多く見かけます。

カクヨムでも同じことが言えるなと最近作品を書いていて感じることです。
「PV数を増やすための~」というような記事を読むと、タイトルに【ざまぁ回】【お色気回】と記載して、客引きをしないといけないらしい。
自分の作品の特性上、これをすることは出来ないのですが、タイトルは少し適応させています。

このエッセイを昔、コンテストに出したときタイトルは「三つ子の魂」でした。最後まで読むことでタイトルを回収するような仕掛けです。ただ、これをするとやはり作品を誰にも見てもらえないという危惧が残ります。ということで夏休みの宿題がフリーダムになったというタイトルにしたわけですね。

趣を削ってまでやった工夫がうまくいくといいですね。

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