真夜中　緒

イザナミはなぜ、よもつへぐいをしたのか。愛しい夫を待ちわびながら、ついに禁断の御饌を口にしてしまうまでの伊邪那美命を描きます

　神に仕えるために育てられながら、父の仇に差し出され、その皇后となった倭女王。彼女を通して白村江後の混乱に始まった天智朝を描きます。 　「言の葉の陵」へとつながる世界観です。

明石の上の物語です

　不定期更新 　散歩とそこでつらつら思った事を書いて見ようかと思います。 　過去の散歩の話も書きますので、時系列順不同です。 　語り手は女子高生の四人組だったりはしませんが、よろ…

　残念輝宮（かぐのみや）と無声毒舌女童の主従の物語第二弾下。 　勅許によって輝宮（かぐのみや）の妃となる事が決まった蜜月（みつき）は煌族を巡る思惑に巻き込まれてゆきます。

　　龍眼（たつのめ）から帰った輝宮（かぐのみや）は恒例の神奈社（かんなのやしろ）への勅使の役目を命じられます。 　神奈社から月神を島宮（しまのみや）へ招き、神霊を集めて行う一ヶ月…

神霊に愛される能力である煌（かぐ）を持つ煌族（こうぞく）。その中でも煌の飛び抜けて強いながら神霊に感応する力のない輝宮（かぐのみや）と、その従者で声の出ない薫餌師（くのえし）＝テ…

　童話仕立てのアマビエの絵のない絵本です。 　お好みの絵柄を思い浮かべつつ読んでいただけますと幸いです。

　自主企画「筆致は物語を超えるか【海が太陽のきらり】」参加用作品ですhttps://kakuyomu.jp/user_events/1177354054891743810 　

　弘徽殿の女御を取り巻く人々が女御について語ります。「貴色」のための習作作品です。

　源氏物語サイドストーリーの習作的スピンオフです。 　短編集になります

　額田女王のただ一人の娘十市皇女。 　否定された皇后である彼女は、たった一人の吾子を守ろうと決意します。 　「言の葉の陵」「巫の系譜」と同じ世界観で描く十市皇女の物語です。

　弟の妃から兄の妃へ 　激動の時代に艶やかに激動の人生を生きた額田女王。 　古い巫として時代に抗おうとし、そのために我が子をも手にかけた女の物語です。 　前作「言の葉の陵」と同じ…

　実は懐かしさはわからないんですが、プロフィール集みたいで面白かったので

　戦乱に明け、数多の災害に苦しんだ天武朝を舞台に、誰も見たことのない古事記編纂の物語を描きます。

　陶器人形めいた少女の歌が、世界の音に旋律を与える。ファンタジックなバーチャ世界を舞台とする物語です。

　自主企画用短編です

　年下の帝の「お守り」としての役割を自ら選んで入内した晶子。 　母の恋の顛末に傷ついた晶子は、帝が出生の秘密に傷つき苦悩していることに気づき、自分が帝を愛していることに気づきます…

　前作深海魚―シーラカンスの対の物語 　コッローディ博士のアンドロイド、ピノキオシリーズ。人間を目指した彼らは、博士の死後エスタンシアに囚われる。ただ一人最新作ディチョットを除い…

　湖の畔に立つ、炉辺荘に住む少年シアンには、どうしても届きたい夢がある。 　二重の螺旋は受け継がれ、夢にまで届くのか。 　人の世界が遠く地球を離れて広がった時代の、地球にはじまる…

源氏物語サイドストーリー 　女御更衣あまたさぶらいたまいける中で、真に桐壺帝の望みに寄り添って生きたただ一人の妻。 　弘徽殿の女御をあやかしや異能が当たり前の世界で描きます

源氏物語サイドストーリー 　六条院の夏の御方でありながら、華やぎのない静かな女性。 　花散る里をあやかしと異能が普通の世界観で描きます

　スペースファンタジー系の軽いお話です。 　よろしければお暇つぶしにどうぞ。 　

　源氏物語サイドストーリー 　あやかしや異能が当たり前の世界観で紫の上を描きます。

　源氏物語サイドストーリー 　翠子の背の君は、寝相の悪い十二歳の男の子でした。 　あやかしや見鬼が当たり前の世界で、名門の姫君ながら見鬼ではない葵の上の物語を描きます。

　源氏物語サイドストーリー 　あやかしや見鬼が当たり前の世界を舞台に六条御息所の死を描きます。 　前作「ながめせしまに」後日譚です

源氏物語サイドストーリー 六条の御息所の物語です。 斎宮群行に乗せて物語は進みます。 後日譚「いまひとたびの」もぜひご一読下さい

　思い立って海まで歩いてみました。 　自分は結構海の近くに住んでいるのだと、初めて実感できました。 　海から十五キロ圏内に住んでいる方、歩いてみるのはおすすめです

　源氏物語サイドストーリー 　「日陰者にはなりたくない」 　亡き母の恋人だった男に言い寄られた瑠璃子は、男から逃げ出す事を決意します。 　あやかしと異能が当たり前の世界で描く、玉…

　源氏物語サイドストーリー 　時には鏡に恋する人もいるのでしょう。 　あやかしと異能が当たり前の世界で、桐壺の更衣を描く短編です。

　源氏物語サイドストーリー　 　藤壺に女御として迎えられた内親王輝子は、一人の少年と出会います。それは輝子の背の君となった帝の第二皇子でした。歳の離れすぎた帝にはかつての寵姫の面…