くれは

今年もよろしくお願いいたします。 〈お題〉 「雑巾」森上サナオさん（@tanuponsanao）より 「リモコン」くれはさん（kureha_aaaa）より 「焼肉定食」金澤流都…

むかしむかし、とある国に、それはそれは聡明な女王様がいました。 【カクヨムコン9　中間選考通過しました。ありがとうございます！】

裏稼業シンデレラ【スタート】【危機一髪】に続いて３作目。 今回はシンデレラの上司『魔法使い』のモノローグです。彼の知る、シンデレラの秘密。 短編賞創作フェス参加作品　お題：秘密…

身よりのない男の子が我が家にやって来た。 だけどその子は、情緒不安定らしく、何も無いところで叫んだりするそうだ。 ちょっと不安になっていた時、彼の部屋から切羽詰まった怒鳴り声が聞…

ある日の朝、僕が朝起きて学校に行ったら、 みんなが校庭に一列に整然と並んで一生懸命穴を掘っては埋めていた。 １２年前に書いた短編です。

僕はマナーを作って売っている。 でも、誰にも打ち明けられない。 母親の言葉に怒った僕は、おこづかいのマナーを考える。

押し入れと化け猫の話です。

はるか未来。伝染病の流行を経て、人間同士が相互に直接接触しなくなった世界。 九十四歳の壮年男性クロイワ・アキトは、あるものに憧れを抱いていた……

短編賞創作フェスのお題、「秘密」に寄せて書きました。

俺と愛華は秘密の関係を続けている――。

「犯罪者が出てくるブロマンスを書いて欲しい」によせて書きました。最低文字数を目指しつつ、黒髪長髪も出し、犯罪も犯してみました。主催の草森ゆきさん、お誕生日おめでとうございます！

「お疲れ」 「え？」 　ジュースを差し出すと、一瞬キョトンとした顔をしてから、パッと目を輝かせた。 「やさしいじゃん！　ありがとな！」 　バイトをすることも彼が選んだことだから、…

取引先に莫大な損害を与えかねない事件が起こった。 まさに危機一髪の事態。 「短編賞創作フェス」危機一髪 https://kakuyomu.jp/info/entry/webco…

理想お高め婚活おばさん危機一髪

僕こと飯田太朗は文学賞の選考委員として授賞式に参列する。 だが受賞者の新人が姿を現さず……？

辺境の研究エリア、低層十階建てアパートに格安で引っ越した僕は、その日、窓の外に走る少女を見た。 真夏の日差しの中、光の丘に向かって少女は走る。 そんなことあるわけない。僕が見た…

ぼくと、タロウくんのおはなし

このお話はフィクションです。 実在の人物その他もろもろは関係ありません。

運営からのお題「危機一髪」で何か書きたくて書きました。

小さい頃はいろんな事でちょくちょく危機が訪れていた気がする。 今思い出そうとすると、断片的にしか出て来ないけれど、そんななかでも覚えている出来事がある。

誕生日おめでとう私！ ちょっとやばめの中学生男子二人が交流している話です

通学路、とある同級生の男女の一幕。 小説家になろうにも投稿しています。

チキュウが崩壊し、チキュウ文明滅亡後のとある宇宙。 第七自然保護区はとある辺鄙な惑星に常設されるチキュウ環境再生施設。わずかに生き残ったチキュウ星人のリホは環境博物館の学芸員をし…

　クロメルは興奮を抑えきれなかった。目の前にただ一人立つ狼少年は、バトルロイヤルの優勝者。そしてクロメルの〝狩り〟の対象者だ。 　戦いに渇いたクロメルに、狼少年の死を乗せた爪が迫…

あなたの家のドライヤー、こんな症状が出ていませんか？ ※この物語はフィクションです。

※ホラーではありません。幽霊は出ません（重要） 宇宙船シエロンフラメ。 その船は地質調査のため、とある星へ向かうはずだった。 ところが、立て続けに奇妙なことが起こる。 動かな…

今日も今日とて仕事に精を出すシンデレラ。 ちょっとピンチに陥りました。 勝手なお掃除は、主義に反するようです。 短編賞創作フェス参加作品。お題「危機一髪」 お題がちょうどいい…

突然家からの魔法通話。明日学校で鬼の髪がいるらしい。そういうことはもっと早く言うんだよ。仕方なく僕は、鬼の髪を求めて夜の山へ。

向かってくる暴走トラック！ 待っているのは「最強としての異世界転生」！ どごぉん！ 「ふぅ、危機一髪でしたねぇ」 そんな山田太郎（コンビニ店員）を拳で邪魔してくるのは、金髪碧…

押し入れに閉じ込められる話です。

高校生のバンドに何かがやってきたとき、それは始まる。 これが新しい現代ドラマです、SFじゃないよ？ 以下の自主企画とフェスに参加しています。企画まぜまぜ。 【三題噺 #48】…

サンエンドウソジンという神様に関する民間信仰を調査しにきた僕こと飯田太朗。 その神様がいるという岩手県は遠野の山中で、不思議な神社に出会う。 そこにいた猿の石像。その手にはサイコ…

運営からのお題「スタート」で何か書きたくて書きました。あと追加のお題として「銀行」「シャッター」をもらい、三題噺にしました。

「ペアになれなかったやつ、終わりじゃね？」 中学三年生の頃、俺は無敵だった。 だから、始めてしまった。

「SF？なんか難しそうだからいいや」って思っていませんか？この作品はSF、ラブコメ、ファンタジー、アクション。色んなジャンル全部のせ！ライトノベルが好きなら、きっと気に入ります！…

小説家になろうより転載 「色言語」

人と魔が和平を結んだ世界。人魔合同で競技会が開かれ、一人の男は最速を目指す。

屋上で、私はアラタに出会った。 アラタはいつも、屋上に現れる。西の一番星を見つめ、何かと「交信」するアラタ。 「アラタって、幽霊なの？」 尋ねると、アラタは空から視線を外さない…

こんなに早く死ぬつもりはなかった。 ただでさえ妖怪より短い寿命の花嫁が、最後に仕掛けたもの。 「あの女、やりやがった！」

《０章～》 　時は２１４０年。 　世界は、超大型情報処理装置『Bookworm』の手によって取り込まれた。 　その結果、VRとなった世界は大きく変わってしまう。 　都市の中に…

戦闘を好み殺人を美とする狂人集団『魅魁（みかい）の民』。シアンはその一員でありながら、人殺しに慣れることができなかった。 『民』を抜け、『民』と戦うことを決意したシアンが出会った…

宇宙生命体に半分の領土を侵略された地球。そこには、宇宙生命体に対抗するべく開発された人型戦闘機に乗るため、日々訓練を行う操縦士の訓練生がいた。川崎翼はかつて最強と呼ばれた訓練生だ…

僕、飯田太朗の元に、一人の女性がやってきた。なんでもスパムアカウントに悩まされているという彼女。しかしその裏には、大きな影が……？

「では、スタートです」 そんな言葉と共に生まれた祥太は出会いと別れを経験しながら人生を送り、そして終わりを迎える。 その時に「ゴールです」という言葉が聞こえないといいなと思いな…

「この時間が本当に嫌だ」 中体連陸上競技会で百メートル走に出場する雨音《あまね》ゆりは、選手控室で緊張に苛まされていた。 競技が始まるまでの待ち時間。早く始まってほしい気持ちと…

一兵士であるマルクは、ある夜、敵国の村を襲撃する。 しかし夜襲は失敗し、ひとり生きながらえたマルクは囚われ、奴隷としての生を余儀なくされる。これまた生き残った村の女たちの憎悪を一…

リホは大陸横断鉄道のコンパートメントで車窓を眺めていた。 目的地までまだ遠く、変化のない車窓に退屈しはじめた。ひと眠りしようかと思った時、鉄道の同乗者に声をかけられた。 顔を上げ…

倒れ込む体を支えようと足を前に出して、それが推進力になる。

ショコラトリー・スリジェ。 それは、駅近くの路地を一本入ったところにある、夜だけのチョコレート専門店。 そこではすこし不思議な店長が、美味しいチョコレートを用意して「あなた」を待…

銀河暦198545。 とうとうこの宇宙空間の果てに到達した宇宙船レッドディープファラウェイ号。 遥か彼方に旅立つのだとの想いを込め建造されたこの船の、新たな旅が始まろうとしていた。