概要
操縦士は何を思い、戦うのか
宇宙生命体に半分の領土を侵略された地球。そこには、宇宙生命体に対抗するべく開発された人型戦闘機に乗るため、日々訓練を行う操縦士の訓練生がいた。川崎翼はかつて最強と呼ばれた訓練生だったが、父を事故で亡くしたことから整備士へ転向してしまう。それをよく思わない同期の郡司尊人は、川崎の大切な人を巻き込んだ強硬手段に出るが……。
近未来のSFちっくな舞台で、戦闘描写もありながら、登場人物の心理に迫りつつ、恋愛要素もあるという、色んな要素をちょこっとずつ拾った物語になります。短編で読むのに「ちょうどいい感じ」に満足できる物語になってますので、是非読んでみてください。
近未来のSFちっくな舞台で、戦闘描写もありながら、登場人物の心理に迫りつつ、恋愛要素もあるという、色んな要素をちょこっとずつ拾った物語になります。短編で読むのに「ちょうどいい感じ」に満足できる物語になってますので、是非読んでみてください。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!近未来を舞台にした少年たちの友情と恋愛
父を事故で亡くした少年が大切な人を守るために戦う、といったストーリーなのですが、短編といえども中身が濃い!
仲がいいとはいえないかつての仲間。想いを伝えられない女性。父の事故を目撃したことによって生まれた恐怖。そして、地球を侵略した宇宙生命体。
一万字以内という制約の中、ごちゃごちゃになることなくまとめ上げた力量に感心します。
近未来SFアクションというと、難しい内容なのでは? と思う人がいるかもしれませんが、私は少年たち(複数形。ここがポイント!)の成長物語だと感じます。
すれ違っていた彼らが、同じ目標のもと心を一つにして戦います。その戦闘シーンは短いながらもかっこいいです。
伝えられなか…続きを読む