闇野ゆかい

はじめての１００文字です。

剛三は妻を亡くし森へと入った。村八分にされた存在。死んでも良いと覚悟を決めた剛三は、入れば災いがふりかかるという森で三年を過ごし…

家の近くにある小川には、たくさんのほたるが飛んでいました。

千文字短編なんで読みやすいと思います。

おじさんが見つけた1つの幸せ。 続きはあるけど、どうするか検討中。先に「僕の…」を仕上げたい。

ホームズシリーズの中で、赤毛同盟ほど現代に向かないであろうと思われたので、ちょっと苦戦しました。 でも、だからこそ、くすぐられ、あっという間にネタが出来上がって、書いてて楽しかっ…

東の大陸の中のアルセ村の住む魔導剣士ルナンの元に東の大陸の中のアルセ村の隣にある村のハナル村から一人の少女サクノが北の大陸のクリマ国に居るお母さんからの手紙を読んでサクノのお婆ち…

　ある日の放課後。 　バスケ部に所属する椎村木乃香が体育館へ向かおうとすると、目の前に自分そっくりの少女が現れる。「昨日、あんたは失恋するんだよ」と焦った様子で言われ、木乃香は困…

カタリは物語を届ける。すべての物語に、すべての読者を。

就職のために上京してきた森沢マミ。 けれど都会の住宅事情は厳しく、マミの予算に合うような物件はなかなか見つからない。悩むマミに、不動産屋の時田さんは店頭には情報が出されていない裏…

第133回フリーワンライ企画、深夜の真剣文字書き60分一本勝負で書いたものです。 お題は以下のもので一つ以上使用。 甘さと苦さと飴と鞭 染まる赤と濁る視界 砂糖菓子のような嫉妬 …

木々に埋もれる町の画像。SNSで見つけたその光景にひかれた僕は町へと向かい車椅子を押す青年と出会うのだが…

未だに土葬の習慣が残る村。そこで生まれた親を持つ「私」。 土葬後の儀式の為に呼び出され仕方なく村へ帰ったが、そこは「私」の常識がまったく通じないところだった。はじめは驚き、怯える…

研究所で育てられた実験体をめぐる血で血を洗う抗争、私が地上に続く扉を開けるとそこには奇妙な植物と着ぐるみにも似た子供たちが待っていて…

秋田県横手市に古くから伝わる小正月行事。「横手のかまくら」 2月の一番寒さが厳しい夜にほのかに灯されるかまくらからの暖かい灯。 二人の恋はこのかまくらから始まったんだ…… 　例え…

返事を聞きたいＶＳ返事ができない。校舎裏で繰り広げられる、そんな密やかな戦い。 過去に書いた作品をサルベージしました。 短編なので短い時間でサクッと読めると思います。少しでも…

【ショートショート】俺はついに、この世界を支配しせし者——魔王を討伐した。思えば転生から十余年。少年だった俺も勇者という名が良く似合う、無精髭の生えたおっさんとなっていた。 ——…

そのいじめは、壮絶を極めた。 大人の目をかいくぐり、悪魔の儀式はエスカレートしていった。 それについていけなくなった一人の女生徒がすがったのは、何と学校でも一番頼りにならない『泣…

彩（あや）が幼馴染の文束（ふみつか）へ意を決してプロポーズをしたが・・・ その時に思いもかけない事件に巻き込まれてしまった。 そして今一度、彩は思いを馳せる。 （注：シリアス…

ある日を境に、星空が文字列に見えるようになってしまった男子高校生の話。 無趣味でパッとしない少年が少し成長する話です。 一話はとても短いです。

【内容】 「だから私、文芸部に入って小説を書くのが楽しみなの。いつか自分も泣けるような話を書けたなってね」 ニッコリとアキが笑う。その瞬間、春風が吹くと同時に、桜並木の花が一斉…

これは『1Day小説大賞━━書き足し短編小説━━大人になった私の"今"を描くショートストーリー』のテーマ『新たな挑戦(もう一度、もう一歩)』に応募した時の作品です。 四百字前後…

俺事、私立探偵の乾宗十郎は、折角金と暇と言う両方を手に入れ、エアコン全開でビールを煽って昼寝をしていたのに、いきなり厄介な人物の訪問を受けた。 相手は銃規制をどうあっても進めたい…

私の名前はシンデレラ、そして今日は舞踏会の日。 そうなると、勿論魔女のお婆さんがやって来てドレスや馬車を用意してくれる。そう思っていたら、やって来たのは小さな女の子でした。 …

最近よく、環境問題から経済、社会、行政に至るまで、 様々な分野で、〝持続可能性〟という言葉を聞きます。 それは今、私達が、文明活動全体の持続につき、 文明活動自体を原因として、…

戦争。進みすぎた科学。人体のクローニング技術の完成。でもきみは世界に一人だけ。 僕のきみは世界に一人だけ。 僕のいとおしい眠り姫。

世間はバレンタインデー。 そわそわと浮かれた女もいれば、仕事が終わるやそそくさと帰る男もいます。 そんな二人が、ばったりと出くわしました。 何かが終わるような終わらないような。 …

ピアノジャズバーでピアノを弾く凪と、同棲しているライターの薫。 事情を知らない者達は二人に、憐憫の表情を見せる。だが、彼らはどれ程、二人がお互いを支え合っているかを知らない。例え…

　恋には寿命があって、簡単には断ち切れずにゆっくりと死んでいくからこそ苦しい。 　終わる瞬間はどれも失恋だと思いました。 　ところで、花の名前が言える女性って、素敵ですよね。

季節外れの卒業式×美少女×百合ネタです。5分で読めるって名目なんでほんま急展開です。賛否あるかと思いますがお楽しみください。あーあ、作者も優等生キャラから脱出したいなぁ。

女はなぜ、石を蹴っていたのか……

竹垣の上から、紫色の傘が覗いていた。

むかしブログで書いた人気記事を小説化！！ 初めて出来た彼女の「ドライブに連れて行って欲しい」という願いを叶えるため免許を取りに行くことになった３３歳の段手毬は、教習所に通い始める…

あることをしてしまい居場所を失った僕が、様々な葛藤を得て少しずつ変化していく話。

隣の部屋からはコーヒーの香りがしていた。

　眠らない街――。 　ベラージオの夜は、今日も雑多な音と金の匂いで溢れていた。カードを切る音、コインの落ちる音、チップのぶつかりあう音、歓喜の声、落胆の唸り……そして、ルーレッ…

ルームシェアをしている男女が、恋と愛について考えるお話し

かわいい女性店員が目当てで、コーヒーショップに通い続けるある男性。 足しげく通ううちに、相手も男性のことを覚えてくれ、それなりに楽しく会話もしたりする仲になった。 しかし、そんな…

俺、私立探偵の乾宗十郎はある時、元映画会社のオーナーである老大富豪から依頼を受けた。その依頼とは、 『70年以上前の恋の決着』である。

十年以上ともに過ごした時間が、ほんの一瞬でおわった。 どうか、どうか―― 彼の今とこれからが、少しでもやさしい世界でありますように―― ※本作は以下の掌編の姉妹編となってい…

夜の海中を漂いながら、物思う男。 【アルファポリスおよび小説家になろうにも投稿しています。】

茶道に打ち込む主人公と先輩のお話。 茶道をしている方にも、恋愛をしている方にも、寄り添える作品であればいいな、と思っています。

高校2年生の『僕』は小説を趣味で描いている。一種の現実逃避として。 新しい物語を考えていた時、ある少女と出会う。初めて会った時、彼女は泣いていた。彼女の放つ言葉が、僕の心に響いた…

僕は小説が書けない、そう悩み、涙を流していた。 はずが、何故かこうなった！！ 一話完結、短編です。是非是非お読みください。

本屋であった、優しい人。 でも、その人の名前は知らない。 好きなのに。 名前を呼びたいのに。

昔、書いて放置した小説の供養です。