湖ノ上茶屋（コノウエサヤ）

カクヨム短歌賞一首部門応募作品集です。 更新は作者の気まぐれです。

あたしは花火大会の日、お姉ちゃんが執着している初恋の人に偶然出会ってしまった。それだけじゃない。ひとめぼれまでしてしまった。お姉ちゃんに伝えてほしいと預かった連絡先。神さまのいた…

クママはとある街でパン屋さんをしています。クママのパンは、街のみんなに大人気。とある日、クママのお手伝いをしてくれる友だち・ミノルがそらとぶパンの夢を見ました。その話を聞いてから…

ぼくの名前は鯉幟カブト。カブトって名前だからか、カブトムシに詳しいと思われがちだけど、全然そんなことはない。そんなぼくは、この夏、最近話題のレインボーカブトを探して研究することに…

あたしは奈子。普通の小学生。ある日登校しようとしたら、額に何かがぶつかってきた！それは、半透明で、あたし以外のみんなには見えない不思議なネコだった。その子の名前はニャム。ニャムに…

この世界は窮屈で自由がない。そう考えているアスカは、おばあちゃんの形見である卒業証書の筒によく似た物体を拾う。開けてみると、泡だて器のようなものがでてきた。ボタンを押し込んでみる…

カクヨム短歌賞10首連作部門応募作品です！

園児、リンちゃんのゆるっとした一幕を、1話1～2分（500～1000字程度）にてお届けします！水・土更新です。息抜きのお供にしていただけますと幸いです！（この物語はフィクションで…

一話1000字ほどで、とある女の子のとある日常の一幕を書きました。 書きっぷりが良くなったり、悪くなったり、明後日の方向へ飛んでいったり――物書きとしての成長や迷走も、お話と一緒…

ぼくはある時、通学路を歩いていたら、聞きなれない音を聞いた。その音の主は、木だった！その木は日陰を届ける仕事をしていて、とっても忙しそう。ぼくはそんな木との出会いをきっかけに、眠…

大好きなリナお姉ちゃんの結婚式へやってきた私は、いつもとは違うリナお姉ちゃんの姿にびっくり！ まるで魔法をかけられたみたい！ 後日、リナお姉ちゃんにプリンセスになれた秘密を聞いて…

喧嘩をするたび、仲直りのしるしを買って帰る僕の頭に響く、　――どうせ、コーヒー買って帰ってくるんでしょ？ 4000字弱の、氷がカランと溶けていく、あたたかい物語をお楽しみくださ…

友人とともにクレープを食べているとき、近くのテーブルにいた家族が気になった。子供とお母さんはクレープを食べているのに、お父さんは、無料の水を飲むばかり。その光景は焼き付いて、記憶…

あと一回、もう一回だけ賭けてみよう。 一回だけ、今回だけ、あるか分からない勇気を振り絞ってみよう。 あと一回、いや、ふとした時に何度でも――。 ※この物語は、他のサイトにも掲…

佐紀は本の状態にこだわりを持っており、傷みのない新しい本しか読まなかった。 しかしある日、貸すのではなく借りるのなら平気でしょ？　と傷だらけの本を渡されたことをきっかけに、こだわ…

共にいられたひと時は、長い長い夢だと思おう――。

黒い汗や涙が出る変わった体質の私は、生きづらさを感じていた。ある日、空から大量の雨が降り注ぎ、あたりは水没。この世の終わりと思わずにはいられない今を生きながら、私は「このまま世界…

顔を覚えられない私に、つかず離れずいてくれる、真っ黒マン。 真っ黒な彼は、私の生き方を変えてくれた――。 ※この作品は、他サイトにも掲載しています。

あたしの名前は寺坂ジュア。 あたしは心の中で〝こうなればいいのに〟っていう想像をすると、それが現実になる不思議な力を持ってる。 叶ってほしいお願い、みたいなことは叶わない。だけど…

ぼくは生きづらさを感じたときに、息の仕方を忘れてしまう。そうなってしまったときは、大きく大きく息を吸う。それから、マヨネーズのビームを放つみたいに、少しずつ、だけどヒューッと勢い…

あたしは妖精。小さくて、風にすぐ飛ばされちゃう妖精。物に触れるとくっついちゃって、しばらく離れられなくなる。だから、服にはつかないように気を付けてる。だって、洗濯機に入れられたら…

夢にまっすぐになり切れない。迷いが尽きない――そんな背中をぐっと押し、悩める背中にそっと寄り添う連作川柳をお届けします。

お花見の季節、人が花を見て微笑む中、別の目的で木のもとへやってくる人がいた。 死にたがりなあの子に、私は負の感情を抱いていたが、次第に心は色を変えて――。 ※この作品は、他のサ…

「初詣、親父と行こうと思ってるんだけどさ」 父の一言をきっかけに、家族は車という弁当箱におさまる。 そして、家族の味を、思い出す――。 ＊この作品は、他の投稿サイトにも掲載して…

誠文堂新光社より発行されております、「心とカラダにやさしい316種ハーブ＆スパイス事典」をぱらぱらして出会った、ハーブやスパイスの詩を書いてまいります。種数、字数、作品数は、ハー…

10分程度で読めるだろう5000字以内でお届けする、おかしなファンタジー。あまじょっぱいメルヘンをお探しの方にオススメです。

これは、ときどき鬼になるばあちゃんと俺の、日常と記憶――。

私が書きそうな物語のタイトルを教えて、的なハッシュタグで、タイトルを募集したことがあるのです。 そのときにいただいたタイトルがこの「虹の上横丁」！ いただいてから執筆まで結構時間…

メガネを掛けていると、「レーシックしないの？」とか、「コンタクトいれないの？」って聞かれがち。そのたびに、〝メガネは劣っている〟と言われているようで、メガネ好きな私は嫌な気持ちに…

「色」というお題だというのに、なぜだか「黒」だと勘違いした結果の「喪」です。

2000字ピッタリのショートストーリーを10作品お届けします！ ジャンルいろいろですが、セルフレイティングが必要なものは含んでいません。

墓場まで連れて行こうと思っていたのですが、私の口腔内魔改造？の話をつらつらと綴ってみようと思います。

KACも折り返し、後半戦も楽しくまいりましょう！ 私からは、よろしくない雰囲気（！？）の3分で読めるショートストーリーをお届けします！

色の由来や面白データを参考に、100色を100字で表現していきます。 各エピソードタイトルは、カラーコード！　パッと見て何色のことだかわかりにくいタイトルですが、びっくり箱感覚で…

面倒くさがりな私は、同僚と共に、荒れ放題の手をどうにかすべく、動物園へ行く――。

KAC2024第3回お題「箱」で執筆した、3分で読めるショートストーリーです。

実家とおさらばしようとするも、そう簡単には出ていけない。 だけど私は諦めない。頑張って、耐えて、新たな家を探して――。 ★ＫAC20242「住宅の内見」参加作品です。

チャリ太は今日も、おっちょこちょいなご主人様を支えている。色んな意味で。 ★KAC2024「書き出しが『○○には三分以内にやらなければならないことがあった』」参加作品です。

チョコボールと言えば、エンゼル！ あれがどこに潜んでいるのか、わかったらいいのに、って思ったこと、ありませんか？ 私はあります！ 実際は超ランダムで、どこに何があるかなんてわから…

わたしの家は、変な家。 わたしの心に、わたしはいない。 操り糸を、とかすのは誰？ start of new life――。 ※この作品は、エブリスタにも掲載しています。

人に迷惑をかけないようにと、人を避ける私に差し出された、一冊の本。その本は、人生を動かす鍵だった――。 ※この作品は、monogataryにも掲載しています。

音楽好きな私は、ある日「明日死んじゃっても後悔のない今を生きて」というメッセージが込められた歌を聴いた。きっと、明日死んじゃったら、いろいろ後悔する。そう思って、明日死んでも後悔…

母が作るカレーが美味しくないから、カレーが嫌いになった。そんな私は、カレー嫌いの原因となったのだろうりんご、そして、真犯人だろうスパイス・シナモン克服を試みる――。 ※この作品…

夜の空が、あたしを外へ連れ出した。行きついた先には、ちょっとおかしな、大事な人がいた――。 ハロウィーンの夜のお供にオススメです。 レモンティー片手に8000字ほどの物語をお楽…

読んでいるときは白背景に黒文字だったり、黒背景に白文字だったりしますが、物語を読み想像する脳内に色を――そんなことを考えながら書いた物語です。何度もめぐってくる春。春が来るなら、…

忘れられないきらめきを求めて、再び訪れたその場所で、僕らは出会った――。