湖ノ上茶屋（コノウエサヤ）

読んでいるときは白背景に黒文字だったり、黒背景に白文字だったりしますが、物語を読み想像する脳内に色を――そんなことを考えながら書いた物語です。何度もめぐってくる春。春が来るなら、…

ランドセルに慣れた頃、迎えた家族。大好きなお菓子の名前を付けた犬と、幸せな日々を送っていた。約10年の時を共に過ごしたが――。他サイトコンテスト参加作の改稿版です。

この物語はフィクションです。KAC第6回お題「アンラッキー7」で書いた、777文字の小話。

最近隙あらばボーボボを見ている作者が、ボーボボに染まった脳みそとお題で捏ね上げました。KAC第5回お題「筋肉」で書いた、777文字の小話。

思い出たっぷりの大事なぬいぐるみ、ルールー。大きくなってもルールーを手放そうとしない私に、姉は汚い言葉を吐いた。思い出を振り返りながら姉を想う、2000字小説。

紙の本が大好きな、活字中毒者である私は、電子書籍を薦められた。しかし、やはり紙がいい。紙の本こそ至高！本に対して熱い思いを抱いているが、人間の彼女はさっぱり。そんな私のもとに、理…

行きつけのパン屋さんでパンを買い、ふと思いついて太陽にそれを掲げてみたら、ヘンテコパンを持った女の子とばったり出会った。どうしてもその子とまた会いたくて――。他の投稿サイトのコン…

残業でヘトヘトな私は、アイスが食べたくなって――。KAC第4回お題「深夜の散歩で起きた出来事」で書いた、777文字の小話。

道端で話しかけてきた知らないヤツは、こっちの都合なんてお構いなしに「楽園へ行く方法」を語りだす。知らない変なヤツの一人語りでお送りする、2000字小説。あ、そうそう。そこのあなた…

クラスメイトはみんな、12色の色鉛筆を使っている。あたしは24色の色鉛筆を手に入れて、「みんなと同じ12色生活」から抜け出した。ウキウキした気分で、学校に24色の色鉛筆を持って行…

ひたすらに食べ物のことばかりを考え続けるショートショート。ご賞味あれ。

ちょっと正座をしていたら、足が痺れて大変なことに。悶絶しているあたしに話しかけてきたタキちゃんと一緒にレッツダンス！KAC第2回お題「ぬいぐるみ」で書いた、777文字の小話。

生きるのに、ちょこっと疲れた――そんな主人公が出会った親子と、りんご飴。潮風の香りを吸い込みたくなる、2000字小説。

人は生きることを諦めると無敵になるという噂が、風に乗ってゆぅらゆぅらとやってきた。その説は、正しいか？――西東三鬼インスパイアの2000字小説。

腰をやって行きつけの本屋に行きそびれていた私。久々行くと、いつもは静かな店内が賑わっていて――。KAC第1回お題「本屋」で書いた、777文字の小話。

忘れられないきらめきを求めて、再び訪れたその場所で、僕らは出会った――。

都民になるなら、市民じゃなくて区民がいい。そんな私は、あれよあれよと武蔵境に住む羽目に。仲良しな姉と妹の、なんてことない日常の一コマ。