現在30首目まで読んだところです。日常の見逃しがちな感覚を掬い取るのが巧みで、機知(ウイット)に富んだ短歌が並んでいます。恋の歌では、作者独自のオノマトペや、やるせない思いをスマホと向き合いながら詠んでいたりします。全体的に、背伸びをしない、的確な言葉が冴えていて、読み飽きません。短歌という詩型を十全に活かしていて、短歌の真骨頂の伝わる短歌集でしょう。
こちらはカクヨム短歌1首部門応募作品です。日常のことから心の機微まで、どこかホッと出来る作者様の短歌を読んでみませんか?
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