蒼井どんぐり

カラオケ好きの彼女と、二人で二次会をする。 マイクを握るその姿は昔とまるで変わらないように見えたけれど、変わらずにはいられなかったらしい。 彼女も、私も。 GLです。苦手な方は…

世界を旅行しようと約束していた二人。 北の国で見たオーロラは二人の記憶に刻まれた。 クロノヒョウさんの企画 2000文字以内でミッション全てクリアせよ ・タイトル指定「オーロ…

人類が植民星へ移住した後の地球に残された、森の中の古城。そこへ一機の小型宇宙船が……。 ３分くらいで読めるショートショートです。 柴田恭太郎様の自主企画【三題噺 #35】「気配…

日常の中に潜む不思議で少し怖いホラー短編集です。 ネット掲示板に投稿されたような、リアルでありながら奇妙な物語を書きました。 夢の中で牛乳を飲んだら恐ろしい目に遭ったり、公園…

P≠NP予想：クラスPとクラスNPが等しくなる例は存在しない

宇宙のどこかで一生懸命働くロボット達。勤勉なはずの彼らに起こった最初の異常とは。

冷凍庫にあるのは生首。生首。生首。 雨蕗空何（あまぶき・くうか）様　同じ文末で物語を〆る企画　お題：「この魔法はあと十秒で解けます。」 https://kakuyomu.jp…

ものすごい風雨の音が、家を揺らしている 悪魔の嗤い声のようだ ５分で読めるショートショート 隙間時間にどうぞ

タイムマシンが完成し、クルマは空を飛ぶ。そんなSF時代を生きる人々が求めるものは、やはり娯楽だった。SF時代の本屋にもSF小説はあった。 この物語はショートショート集『神』の…

2000文字以内でミッション全てクリアせよ企画 https://kakuyomu.jp/user_events/16817330664070443753

お題：「眼鏡」 字数：原稿用紙5枚 以上の条件で執筆。 親父はずっと本を読んでいた。重たい眼鏡を直し直し、ずぅっと本を読んでいた。

桃太郎たちは、必死に駆け抜けた。（同作やリメイク版は、他サイトでも公開しています。）

大企業の社長をしているA氏は、海沿いの田舎町にある小さなアトリエで青年から絵を買っていた。A氏は青年から買った絵にかなり惚れこんでいたが……。

僕はゲームに夢中だった。誰もクリアできない難解なゲーム。 ある日クラスで人気の女の子「ハルナ」にゲームの攻略の仕方を教えて欲しいと頼まれた。 僕が密かに思いを寄せていた子だったか…

SNSで話題の『秘密の隠れ家レストラン』。 そこに隠された秘密とは？

タマゴが先かニワトリが先か、を研究している学者のタマゴの私は、お話しできるタマゴを作ってしまった…… ※全４話です。他サイトで「たまご」がテーマのコンテストに応募した作品を加筆…

もしストレスをゼロにできる施設があるなら、行きますか？ 妙な吊り広告に魅せられて私がやってきたのは、「週末処理場」という施設。どうやら、平日に溜まったストレスを吸引し、解消してく…

本作はとある王様がとても難しい選択を迫られるお話です。作中で正解は示されませんし、そもそも無いと思います。きっと読者様の数だけ正解があるのでしょう。 たった２０００字ほどの短編…

数分で読めるように140字以内で書かれた物語になっています。最近何かと話題なAI。もちろん上手く使えば便利なものですが、命令に忠実すぎて、、、

『【三題噺 #32】「ペットボトル」「空気」「妄想」』によせて書きました。

子泣きじじいのことは誰でも知っているだろう。赤ん坊の泣き声をまねて人をおびき寄せ、ひとたび取りつくと石のように重くなって相手を押しつぶしてしまうという妖怪だ――。

1話完結です。 地球とは美感覚が全く逆の宇宙人の女性が地球人の男性に恋をした。自分の星の美的容貌に変身して……。だがその変身は 1年後には解けて元の容姿に戻ってしまう。さあ彼女は…

（「小説家になろう」「NOVEL DAYS」でも掲載しています。「上司」「課金」「炎天下」というお題の三題噺で書いた短編です）

嘘と本当の区別は誰がどこでするのでしょう？ これはそんな話。

　毒の霧を吸い込むと死ぬ。文明の失われた未来で生きる人間は、霧の入り込まないシェルターで暮らす。 　ロウは絵描きだ。昔の写真を模写して仲介屋のダグに金にしてもらい、ひとりで生活し…

将来の我が子が、自分の長所をプレゼンしてくれるお話です。

診断メーカー『書くものに悩む貴方へ』のアンケート結果、『日々の枷を響かせて』をお題として書いた短編です。 人類の荒廃した世界。世界は発達した新式アンドロイドが台頭し、そして今、…

私は電子空間発言責任追及公社の責任執行(おしおき)ロイド。 今日も今日とてネット上の誹謗中傷を見つけてはその発言者に責任を負わせに行くのです。大人しくすればある程度の要求は聞くだ…

私と部下が、ある星で謎の時計を拾った話。

エルは隠れ住み、異星人たちの様子を観察し、本隊への報告を続けた。はじめの５年は陰から見るだけだったが、後の５年は彼らの中に混じってその文明・文化を学んだ。いまだに理解不能な言語は…

柴田恭太郎さまの自主企画：三題噺「チョコレート」「安心」「カレー」参加作品。

世の中には天才と凡人、2種類の人間が居るって、誰もがなんとなく理解してますよね...？ でも、その境界線が可視化されると、人々はどうなってしまうのでしょうか。

満開の桜の下で、ブランコを漕いでいる女の子。 その女の子がどうしても気になった主人公は、声をかけようとしますが———。 ホラーにしていますが、学校の怪談のような話で、怖くはありま…

僕のコレクションを初めて見る人の反応はだいたい決まっている。 「どうしてそんな物を？」と頭上に疑問符を浮かべ困惑するのだ。 　　　　　 【三題噺 #6】「炎」「偏愛」「かけら」に…

上下さかさま現象とは：世界同時多発的に発生した集団幻覚。プライドの高い人間の見た目が上下さかさまに見えるという奇怪な現象。プライドが高い人間は他人を見下しているという偏見が流布し…

「町の本屋さん」に出て来た 「トイレのぼうけん」はどんな話かな？ と思って書きました ５分で読めるショートショート　隙間時間にどうぞ！

KAC20236『アンラッキー７』参加作。 思い付く限りの『７』を入れました。

KAC20234『深夜の散歩で起きた出来事』参加作。 満月の夜にはいろんなことが起こるかもね。

あなたの跳躍のお供、ジャンプマン。人工筋肉が跳び立たせる未来。夢の天国までひとっ跳び。

Internet of Brainsは脳と脳を接続する技術。 亡き妻の命日にバラバラの色の花束を買った僕は、彼女のクオリアに思いを馳せる。 ☆KAC2023 第3回「ぐちゃぐち…

昨今価格上昇している食品をベースに 短編を製作しました。

『KAC2023 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2023～』皆勤賞目指して頑張ります！！ 4回目「深夜の散歩で起きた出来事」　980文字　掌編 本作は主人公が…

僕は二時間も電車に乗って、東京にやってきた。かつての首都には、まだ紙の本を売っている店があるらしいのだ。僕は、日本最後の本屋さんへと向かった。

ミステリー要素とホラー要素を組み合わせた作品。 一応閲覧注意。 ネタバレを見たい方は近況ノートへ

『この小説はAIによって書かれています』 人か、AIか。 嘘か、真か。 あなたは見分けることができますか？ ―――――――――――――――― 他サイトの公募用に書いた掌編です…

本屋は無くならない。 姿を変えて、人々に夢と希望を提供し続ける。

【カクヨム短編コン2021　特別賞受賞】 とうとう夏の気温が殺人的な数値を叩き出すようになった頃、人類は一部の者たちを『冷凍冬眠』で夏を越させる選択をした。問題は一つだけ。低くは…

人工知能に恋心を植え付けるプロジェクトを担当した私。 これにより１体の青年ロボットが誕生したのだが、彼は研究施設から脱走してしまう。 追った先は縁結びで有名な深大寺。青年ロボット…