星埜銀杏

お馬鹿な話

地味で人当たりのいい女の、巧妙に隠された計算高さと恐ろしさ…… そんなものが見える時…… あの女が、上司の葬儀で一瞬見せた微笑の意味とは…。

時々、たまらなくアホな話が書きたくなります。 でも、書いてるうちに、これ、ほんとにおもしろいの、と疑問がわいてきます。 ああ、シウマイ弁当が食べたい。

　人が好奇心を持って、一度は失って、取り戻すために一歩踏み出すという流れを描くのが狙いです。主人公は、妹の遺品整理をきっかけに、過去のある出来事について、回想をはじめます。 （…

ＡＩのべりすと それは、ＡＩに小説を書かせるインターネットサイト。 最初に冒頭文を書いて、ボタンを押し続ければ、自動的に続きを書いてくれる。 そんなサイトに、「俺の家の隣の…

どこにでもいる少年、トシキ。 トシキが住む仮面町にはひとつの秘密がある。 秘密とはいったいなんなのか。 降りかかる不運にトシキはどう立ち向かうのか。

秋の夜長の金曜日。従兄弟から電話がかかってきた。嫌な予感がする。何を隠そうこの従兄弟、事をややこしくする天才であった。 どうやら友人に迷い猫を探して欲しいと頼まれたようだが……。…

一児の母である秋は、不治の病で死の瀬戸際に立たされていた。死ぬ前にせめて、息子である俊多の幸せな人生を拝みたい。そう願った秋は、なんと未来にタイムスリップしてしまう。 そこで高校…

太宰さんと芥川さんの話 何年か前の漫画にするつもりのプロットを見つけたのですが、もう描かないと思うので上げます。 別のサイトにも上げているのを再掲しました。

いわゆる、売れない小説家である所の志藤俊平。 次回作に向けて、新しい担当になった永瀬仁紀よりある提案を受けた。 それは、志藤のスマッシュヒットとも言うべき作品に登場する「青田」と…

夫がヒステリックに論を捲したてている それは取るに足らない理由に起因するものであった…

――「もういいよ」っていうまで、ここから出てきちゃだめだよ？―― お盆休み。僕と妻は一人娘を連れて、妻の母校を訪れていた。校庭で地元の子どもたちと遊ぶ娘を見守りながら、ふいに妻は…

ちょっとした習作。たぶん青春SFです。

2026年、夏。日本では空前の「詩」のブームが巻き起こっていた。この物語は、詩の魅力に取り憑かれた三人の女子高生が、自作の詩集のタイトルを探すだけの、これといって特別なことはなに…

なろうにも同じタイトルで投稿しているのでよければそちらもご覧下さい！！ 15歳になると誰もがスキルを授かる世界でジェームズ・アトラスは、世界最強の軍事国家と名高いクラール帝国…

日が暮れたころ憂いピアニストがある繁華街に降り立つ。その後待ち受ける彼女の宝物のような瞬間を切り取った短編小説。 面白いと思ったら星とフォローをよろしくお願いします💐よろこびます。

バッドエンドしか書かない先輩と小説家を殺したい後輩の、二人きりの文学部のお話。

「私、いまから自殺しに行こうと思う」 恋人がそう言うから、特に予定もなかったし、付いて行くことにした。 ＊　＊　＊　＊　＊ 悲しいお話が好きな方。是非読んでみてください。

子供の頃の七夕の夜の想い出を元に、あちこち綺麗に体裁を整えておよそ二千文字の超短篇にしてみました。 実話ベースではありますが、半分くらいはフィクションと思ってください。

俺はどこにでもいるような不良中学生。名前は言いたくない。気に入ってないんだ。 そんな事はどうでもいいが、どうやら俺は呪われているらしい。 副担任の女教師の小泉(20)いわく「…

夏のお話

私はボランティアで、とある少女の話し相手をしている。きちんとした接し方が分からず自己嫌悪に陥りそうになりつつも、私は少女の不思議な能力に引き込まれていく。

それは、姉の唐突な呟きから始まった、小説好きのとある姉弟の雑談。 ハッピーエンドなんて嘘くさい。バッドエンドとか論外でしょ？ 二人が望むエンドの形とは、一体何か。

『★』のついた発言がスレッド主。 はるか昔、ネット上の【ロミオとジュリエット】と呼ばれたあのお話。 あるアラフォー女子は、「私もバスで恋を見つけたの！」と、投稿を開始した。 妙に…

今日はバレンタイン。 放課後、君が教室に残ってたからちょっと気になっただけ。 期待とか別にしてないから。

主人公はある日、魔法少女に誘われたが、その勧誘を一方的に断られて、その宇宙人を殺してしまう。翌日、魔法少女の敵に突然襲われて…… 自分の力不足のせいで、気づけていないミスが過多…

読み切りの恋愛小説？です。 結構頑張ったので読んでください……

２人の内生きて出られるのは１人だけ。 生き残ったのは『右の男』か？『左の男』か？

残り3分。世界では滅亡へのカウントダウンだが、私は至高の時間へ思いをよせる3分である 周りはやけに騒がしいが、私はカップラーメンが出来上がるのを待つとしよう

私は今日も一日、外回りの営業をして帰社の前に公園のベンチでソフトクリームをペロペロしていた そこにキャミソールを着てキャピキャピした中年のOLが通り掛かった…

執筆当時十八歳のうつ病の青年による、死生観に関する記述。

仕事に疲れた男がふと思ったこと。 選択肢になかったのでその他にしましたが、純文学のつもりです。

私はどこにでもある平凡な構造の街で育った。 漠然とした窮屈さを感じながらも鬱屈な気持ちを押し込み日々学校へと通っていた。

「よりによって、今日が雨なんてね」 「今日は雨だからな」 数え切れぬ程繰り返された、俺と彼女の会話。 だけど、それもいつか途切れる日が来る。 その日も、雨は降っていたけれども。

太宰治原作、走れメロスのパロディーです！ 第六天魔王、織田信長に激怒した坂口安吾が、 清洲城に乗り込んで、打倒信長を目指しますが、 決着や如何に？ 1話完結のコメディータッチの…

とある女性の、事件と恋に関する証言記録。 ─── 【御礼】 ミステリーランキング週間9位/日間5位ありがとうございます。（それぞれ、2022/04/13、4/15付） ◯ …

夕暮れの帰り道を、母親と息子は歩いていた。息子は社会からずれていた。息子は社会と食い違っていた。息子には線が理解できなかった。

ママの田舎へ行った僕は家族の昔話を聞き、当時の出来事に疑問を持つ……

公園の神様は いろんな人間を知っています。 これはそんな神様のみた人間のハナシ。

8歳の「私」には記憶がない期間がある。気が付くと家族は消え、施設へ送られることが決まっていた。 筆者が実際に夜見た夢を書き出した短編。