任侠集団の大親分である荘興さんを主人公にした中華ファンタジー小説『五十にして天命を知る』は、完結しました。
『五十にして天命を知る(白麗と荘興)』
https://kakuyomu.jp/works/16818093078883478861 華流TVドラマ『水滸伝』を見て、主人公の宋江さんのような悩めるイケオジを書きたいと思ってから、何年過ぎたことでしょう。そのうえに書いたものの、3度もの書き直し重ねてしまったのですから、もう、宋江さん、いや、荘興さんのキャラクター造形には大満足です。(笑)
それから1度目と2度目の書き直しは字数のことはまったく考えずに、ただただ完結にむかってひたすらという感じで書いたのですが、今回、目標の12万字できっちり収まりました。やはり、書くのも読むのもそして賞に応募するのも、10万字を少し超えるくらいで完結させる構成テクニックを身につけるというのは、大切なことだと思います。
そして、今回、つくづく思ったのですが。恋愛要素のない小説は、書いていて、ほんと、面白くなかったです! ……とうことで、途中で止めているおデブで寡婦の萬姜さんを、再び、書く予定です。体形コンプレックスと年齢制限を無視して、ひそかにモテる萬姜さんの恋の行方はどうなるのでしょうか。楽しく書こうと思います。
あっ、その前に、下げていた『銀狼山脈に抱(いだ)かれて、少女と少年はアサシンとして出逢った』を再アップして、撃沈した日本ファンタジーノベル大賞についてもちゃんと書き残しておこうと思っています。
庭の金木犀が満開です。金木犀といえばこちらでは10月の初めに咲く花だったのですが。地球温暖化のせいでしょうか、10月の終わりに咲く花になってしまいました。