『五十にして天命を知る(白麗と荘興)』、第3章が書き終わり、次回からはいよいよ最終章に突入です!
起承転結の転にあたる第3章は、元ネタの『白麗シリーズ①』のかなり忠実な書き写しです。それで遅筆な私にしては筆が運びました。でも、babibuさまのコメントに返信で書いていますように、荘興の妻の李香の設定にかなり悩みました。
豪商の娘として生まれ育ち、荘興の妻となって、何不自由のない生活。しかし、心にぽっかりと穴の開いた状態。このような李香を世間知らずの愚かな女として書いた方が、ストーリーは単純に運んで読者にはおもしろいかも知れません。しかし、私は、常におばさんの味方です!(笑)おばさんを愚かな存在と決めつけて単純に書いては、李香の50年近い人生は、いや私の70年の人生はなんのためにあったのかと。
そこで、最後の最後には、彼女にも賢くしたたかであって欲しいと思い、今回の書き直しにあたっては、<微かに笑う>という伏線を何度か張りました。さて、最終章の最後でも、彼女は微かに笑いますが、その真相やいかに…? というか、その書き方で成功するかどうか…。
文字数は9万5千字となりました。第3章が短かったので、バランスとしては第4章は少々長く書き込み、12万字~13万字くらいにしたいのですが。こちらも果たしてどうなるのかなあ?というところです。
『五十にして天命を知る(白麗と荘興)』
https://kakuyomu.jp/works/16818093078883478861 写真は、9月の初めの北海道旅行で訪れた『白い恋人テーマパーク』。すでにハロウィンの飾り付けでした。