完結も目の前となっている『銀狼山脈』に、現在、二度目の囲碁のシーンを書いているところ。
『銀狼山脈』を書くにあたって、どこかに碁を打ち合うシーンをいれようと思っていた。(白川紺子さんの『後宮の烏』にも、皇帝とヒロインの烏妃が囲碁を楽しむシーンがあって、尊敬を込めてのオマージュです)
それで、中盤当たりに、白い髪の少女と寧安上人が碁盤を挟むシーンを書いたのだけど。そのシーンの1つだけでは、「なんか、とってつけたようだな…」とずっと思っていた。完結を目の前にした寧安上人と趙将軍が語らうシーンに、「そうだ、二人に碁を打たせよう」と、突如、思いついた。
……ということで、現在、二人の腹の探り合いと碁盤上の戦いを絡ませて、書いている途中。これで、物語りと囲碁の絡め方もとってつけた感がなくなったのではと思っている。そして、中華小説に囲碁を絡めることが出来るのも、私の強みの1つだとも思っている。
さてさて、『銀狼山脈』は最終も4話まで書いて、字数も14万字を超えた。よほどのハプニングが起きない限り、年内には完結しそうです。
『銀狼山脈に抱かれて、少女と少年はアサシンとして出逢った』
https://kakuyomu.jp/works/16817330650010982993 未公開の孫のイラスト、まだいくつか手元にあるのだけど、スマホからパソコンに取り込んでファイルの形式を変更したりする作業がおっくうで…。こうやって、頭も体も老化していくのだろうな。(涙)