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二度目の囲碁のシーンを書いている


 完結も目の前となっている『銀狼山脈』に、現在、二度目の囲碁のシーンを書いているところ。

『銀狼山脈』を書くにあたって、どこかに碁を打ち合うシーンをいれようと思っていた。(白川紺子さんの『後宮の烏』にも、皇帝とヒロインの烏妃が囲碁を楽しむシーンがあって、尊敬を込めてのオマージュです)

 それで、中盤当たりに、白い髪の少女と寧安上人が碁盤を挟むシーンを書いたのだけど。そのシーンの1つだけでは、「なんか、とってつけたようだな…」とずっと思っていた。完結を目の前にした寧安上人と趙将軍が語らうシーンに、「そうだ、二人に碁を打たせよう」と、突如、思いついた。

 ……ということで、現在、二人の腹の探り合いと碁盤上の戦いを絡ませて、書いている途中。これで、物語りと囲碁の絡め方もとってつけた感がなくなったのではと思っている。そして、中華小説に囲碁を絡めることが出来るのも、私の強みの1つだとも思っている。

 さてさて、『銀狼山脈』は最終も4話まで書いて、字数も14万字を超えた。よほどのハプニングが起きない限り、年内には完結しそうです。

『銀狼山脈に抱かれて、少女と少年はアサシンとして出逢った』
 https://kakuyomu.jp/works/16817330650010982993

 未公開の孫のイラスト、まだいくつか手元にあるのだけど、スマホからパソコンに取り込んでファイルの形式を変更したりする作業がおっくうで…。こうやって、頭も体も老化していくのだろうな。(涙)

4件のコメント

  • >二度目の囲碁のシーン
    今、読んできたばかりです!
    『趙将軍が百戦百勝の大将軍』とほめるシーン、いいですね☆
    囲碁が強いと実際の戦いにも強いんだ!みたいな 感じで、ワクワクしました( *´艸`)♪

    囲碁は分からないから、こういうシーンが書けるのうらやましいです(*´▽`*)
  • 昔から両親に「囲碁をやれ」と言われ続けましたが、いつも三日坊主😅
    囲碁から一般に使われるようになった言葉も多いですし、小説に使えるのは羨ましいです。
    対局も解説を聞いていると理解した気になりますが、自分が石を持つとどこに打てば良いか皆目見当が付きません。
    対局をなぞらえた心理や駆け引きは読み応えあります。自分の強みが欲しいです。
  • babibuさま、コメントをありがとうございます。

    藤井聡太さんの活躍を見てると、「しまった、囲碁より将棋を習っておくべきだった」と思うこともあるのですが。中華小説には、やはり囲碁ですよね。囲碁は陣取りゲームなので、<大局観(ここは捨てるけれど、ここは絶対にもらった!)という感性が養えるので、ほんと面白いです。
    でも、運動神経がよかったら、中華小説を書くために習うべきは、太極拳とかカンフーかな。(笑)
  • 紗窓さま、コメントをありがとうございます。

    囲碁、興味があるのでしたら、ぜひ今からでも!
    私は50歳も過ぎて、近所の集会所であった囲碁クラブに飛び込みました。囲碁は相手の石を多くとると勝つというくらいの認識で入会して、陣取りゲームだと知って驚きました。(笑) 
    70~80歳のお爺さんにさんざんに苛められ、本気で何度も泣きました。まさか、そのことが20年後に小説を書くことで役に立とうとは…。生きているといろいろあるものです。
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