年の始まりに、この70年に渡る人生が180度ひっくり返るようなことが起きました。それを機会に、ちまちまとした手芸や小説を書くことから離れて、今までとは違う生き方をしてみようかなと考えたりもしたのですが…。そういう生き方が出来るのも、あと5~10年。そのために、今まで積み重ねてきた努力を否定しては、結局、虻蜂取らずになるだけと、思い直しました。
それで、今後も、読む人も少ない小説を書き続け、役にも立たない手芸品を作り続けます。(笑)
…と、なんだかんだとこれからの生き方について悩みながら、小見出し<寧安聖人と銀狼教>の≪1≫を書いてみました。60代半ばの体を保ったまま500年を生き続けるということについて、真剣に考えてみました。何度も書くことだけど、実際の人生では絶対に経験できないことを経験できるのが、小説を書く楽しみだろうと思います。私の心と体は2つあって、1つはこの世界で生きていて、もう1つは自分の書く小説の中の中華大陸で生きているような気がします。
『銀狼山脈に抱かれて、少女と少年はアサシンとして出逢う』
https://kakuyomu.jp/works/16817330650010982993 母の荷物を片づけていたら、毛糸の残り糸が出てきたので、帽子を編んでみました。30年くらい前に突然、「編み物を習う」と母が言い出したものの、2年で挫折したことを懐かしく思い出しました。編みかけのセーターも出てきたのですが、あまりの下手さに笑ってしまいました。私が器用なのは母に似たのではなかったと、今ごろ気づいたことです。
……ということで、30年昔の毛糸で編んだ3日前に完成した帽子です。