きし あきら

我が家の同居人であるところの猫のそら殿は、すこぶる返事をする猫でして。

詩を書きます。

硝子窓から外を見やると、今日も離れと母屋との間に渡された木製の架空の上を、それが歩いているのが見える。

日記帳というか、メモ帳というか、歯みがき帳というかストレッチ帳というか。 そんなテキストをつらつらと。 ぎゅっと押して、小さなお寿司みたいに並べるつもりです。 お気軽にどうぞ。

奇妙なる一人と一本の妖怪退治話。

2020.2.26 「巻上」完結しました。関連家系図：https://www.pixiv.net/artworks/82293417 ＊マークには愛のない性描写があります。 …

ナカノハラの王子は、たいそう醜いあざを持って生まれてきた。 そのことを厭われた王子は、父王に命ぜられてあざの呪いを解く旅に出る。

　秋津野（あきづの）の領主のひとりむすめ・くれ姫の舌に白百合の花が宿った。 　この奇病快癒を願い、姫とその侍女・しろは国の女神が鎮座まします清（きよ）の海まで旅をする。 　しかし…

彼と花火大会へと行く約束をした私。 約束の５分前になっても私はひとり、部屋の壁に凭れていた。 --- 木子あきらさんのお話「睡ること、生きること。」内の「あの娘は小指になにを…

不思議な建物、特に「みせ」、それに類するもの。それらとの遭遇や夢の中の邂逅についてしるす。

ムギさんと僕は今夜も旅の練習中。 夜を旅するブック・カフェに飛び乗って、いろんな街へと出発進行。 めがねのリボンやたけのこカグヤ、恋するチーターのモカに夜が嫌いなマグロのツナサ…

　本を買うことができる場所ときいて、みなさんはどのような場所を思い浮かべるでしょう。 　街の本屋さん、古書店、古本市、ブックカフェ、文学館、博物館、美術館、記念館、図書館、ネット…

　不定期更新。 　タイトルは一つめの詩を意識したもので、以後のテーマ等には関係してこないと思います。実際ごった煮です。 　もし新規に読む方がいらっしゃるなら、最近の作品からのほ…

タイトルに俳句のようなものを、本文にそれを読む上で参考になるかもしれないことを書く。 各エピソードは独立している。気になったものだけを特に読まれたらよろしいかと思われる（気にな…