宝城亘

本作「ハンカチの いばしょ」という物語は「ぬいばな」という長編小説のサイドストーリーなのだが、この一作だけでも楽しめるハートフル・ファミリー小説である。父親：アヤト、長男：シンタロ…続きを読む

時代背景として自分は世代ではないけれど、どこか懐かしい気分にさせてくれる。おませな十代。可愛いらしい年齢であるが、彼女を通した「男女交際」を淡々と描いている。この目線で読み進める物…続きを読む

ある意味、究極の対決である。大阪のお好み焼き、広島のお好み焼き。遠方住まいの私からみて「この対決、不毛なのでは！？」と思ってしまう。この面白い対決を見届けるために読み始めてみると、…続きを読む

深夜帯アニメ枠で放送されていそうな、というかその時間帯に見たい魔法少女のお話。序盤の展開から早々と魔法少女の活動へ！！と思いきや、そっちではない。悪の組織と共に、我らの敵ホワイトリ…続きを読む

花火と将棋。一見なんの脈絡もないように思うけれど、読み終わってこんなに花火を感じる将棋の指し方が、かつてあっただろうかと思いました。高揚感。感動。確かに、盤上に大輪の華を咲かせる素…続きを読む

エピソード１を読み終えて、児童文学を読んでいるかのような、ほっこりとする優しい気持ちにさせてくれる文章表現の柔らかさが、とても良かったです。優雅にステッキを振り回す黄昏の姿が不思議…続きを読む

とても読みやすいです。義妹の緋茉莉ちゃんが大変可愛い！
あんなに冷たくしてたのに手のひらを返した緋茉莉ちゃんに、びっくりしましたが笑

これほどまでに天気に纏わる内容で膨らませたお話を読んだことがありませんでした。しかも短編です！短いお話の中に可愛らしい精霊と協力したバトルもの。個性的なキャラクター。可愛らしいネー…続きを読む

この短いお話の中に凝縮した家族についてひたすらに語る物語。婿養子の選択に至るまでの苦悩や決別するに至る潔さ。読み終わったとき、様々な感情の滾る考えさせられる作品でした。

とても可愛らしい！されど逞ましい主人公の活躍ぶりが素晴らしい短編でした。あれほど貯めまくった宝石はどうしたのか読み進めていく内に成る程と納得。長いストーリーとしてのプロローグを読む…続きを読む

これ凄く面白いヒーロー小説です！
読んでいくうちに少しだけミステリっぽい謎解きのようなテンポの良い展開、ぐいぐい読み進められました！